社会福祉法人　藤沢育成会

2013年03月26日

　早いもので、気付けばすっかり春ですね。

　この時期は卒園・卒業・入園・入学・入社等いろいろあります。最近、電車内で花束を抱えた人を見かける機会も増えてきました。

　旅立ち、門出。みらい社でも年明け以降、二人の社員の方が新たな挑戦を迎えられました。二人の新たなる門出に心からエールを送ります。

また、この時期は毎年恒例のみらい社宿泊旅行の時期でもあります。今年も３月１５日１６日の二日間で出かけてきましたみらい社では自治会である「ひまわり会」で旅行の企画をし、その実現を職員がサポートしています。今年度の「ひまわり会」旅行担当者の宿泊旅行に掛ける強い想いが結実し、年度末の一大イベントとして大変充実した旅行になりました。夜はこれまた恒例の宴会場での夕食・カラオケ大会で盛り上がり、ステージ上で陶酔して熱唱する人、音楽に併せてダンスする人...それぞれストレス発散や自己ＰＲ等、大いに盛り上がりました。

普段の生活から少し離れただけの、ちょっとした非日常が、職員の知らない社員ひとり一人の表情や所作を浮かび上がらせます（もちろん、いつでもどこでもマイペースな方もおられます）。人はいろいろな顔を持っている...そんな当たり前の事を再認しつつ、ひとり一人の些細な発見に歓びや楽しみを感じながらの旅行はそれこそ「あっという間」の出来事でした。

今年度の制度改正を受けて『サービス等利用計画』の対象者拡大に伴い、次年度新規利用予定の二名の方が、相談支援専門員の方と作成する『サービス等利用計画』が立案された状況で利用開始となる予定です。４月１日にみらい社で開催される入社式で社会人としての第１歩を踏み出す社員の方の夢や希望の実現をサポートするために。みらい社と相談支援事業所と＋αでチームを組み、多面的な視点でひとり一人の社員の方が持っている、いろいろな顔や力や可能性を見つけながら支援する...そんな新たな取組みの成果が、いずれ新たな門出を迎えた先輩社員達のように、二名の夢や希望を叶えることができる日が訪れると信じ、みらい社も新たな春を迎えます。

※西伊豆の宇久須にあるホテルから見る水平線に沈む夕陽は素晴らしく、同室の社員の方もしばし見入るほどでした。いろいろな意味で想い出深い旅行となりました。