(津久井やまゆり園の事件について)
7月26日の朝、テレビをつけて津久井やまゆり園のニュースを見た時は鳥肌が立ちました。
7月28日午前、大勢の報道陣が園の入口を取り囲む中、日本知的障害者福祉協会の橘会長・県連合の役員数人と津久井やまゆり園にお伺いし、献花をしてきました。
(管理棟の駐車場から献花台まで移動する本の数メートル、私の足は震えていました。)
今、体育館等で暮らしていた方々を含め40名の利用者の方が、県内の事業所に一時移転が完了し園の再建に向けて色々と動き出したようです。
神奈川県知的障害施設団体連合会では、本日から津久井やまゆり園に2名の職員を派遣し日中活動支援の応援にあたっています。
この事件に関しては、私宛にマスコミ等報道機関から事件に関する取材の電話が数件ありました。基本的に、取材はお断りしましたが、どこでどんなルートを通じて私宛に取材が来たかは定かでないです。ただ、マスコミの情報収集・ネットワークの広さに驚かされました。
事件から一か月が経ちましたが、改めてお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。また、怪我をされた方々の一日も早い回復を願います。そして、そこで働く支援スタッフの方々の踏ん張りに敬意を表したいと思います。
なお、日本知的障害者福祉協会からは、次のような声明文が7月29日付で出されました。改めてご案内いたします。
〇7月28日津久井やまゆり園にて
津久井やまゆり園での事件について(声明文)
平成28 年7 月26 日未明、神奈川県「津久井やまゆり園」において、施設を利用さ
れている方が刃物で切りつけられ、19 人が亡くなり、26 人が重軽傷を負うというたいへ
ん痛ましい事件が発生しました。
亡くなられた方とご遺族、関係者の方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、
負傷された方の一刻も早い回復と、その場に居合わせた方々が一日も早く以前の暮らし
に戻り心の傷を癒せるよう願ってやみません。
事件の容疑者は同施設の元職員ということが明らかとなり、障がいのある人の存在や人
格を否定する供述をしているとの報道がなされていますが、罪もなく抵抗もできない多く
の人たちの命を奪った卑劣で残忍極まる事件に強い憤りを禁じ得ません。
障がいのある方のご家族はもちろん、日ごろより障がいのある方の福祉の向上を目指し、
命の尊さや人権尊重を第一義に懸命に支援に取り組んでいる施設職員、福祉関係者の方々
は、二重にも三重にも驚き、胸が切り裂かれる思いを持ったことでしょう。
事件の詳細は今後の捜査によって明らかにされるものと思われますが、障がいの有り
無しで命を選別することは、絶対にあってはなりません。どんなに重い障がいのある方も同じ地域の一員です。この世に生を授かった誰しもが楽しく幸せな生活を求め、共に支えあう社会の実現を心より願っています。
私たち福祉施設は社会から遠ざかることなく、近隣住民の皆様のご協力を頂きながら、障がいのある方の支援にあたっています。障がいのある方だけでなく、地域住民の皆様をはじめとするすべての国民の皆様の安心・安全のためにも、ぜひとも障がいのある方への支援に高い志を持つ方に福祉現場で働いて頂きたいと願うとともに、私たち自身もより良い人材の確保と育成に向けた取り組みを続けていかなくてはなりません。
あらためてこのたびの事件でお亡くなりになられた方の尊い命に哀悼の誠を捧げますとともに、障がい福祉サービスを利用されている方の不安が増幅されることのないよう、
私たち福祉施設も日々の取り組みに万全を期し、広く国民の皆様への障がい福祉の理解の促進に努めていきたいと考えております。
最後に、今後二度とこのような凄惨で悲しい事件を繰り返さぬよう、国民の皆様の障がいのある方へのご理解と、障がい福祉へのご協力を切にお願い申し上げます。
平成28 年7 月29 日
公益財団法人 日本知的障害者福祉協会
会 長 橘 文 也
副 会 長 菊 地 達 美
副 会 長 榊 原 典 俊
副 会 長 井 上 博
(ゆうき村のモニタリング会議から)
8月20日土曜日、湘南ゆうき村では、利用者の個別支援計画に関するミニ研修と、個別支援計画に関するモニタリング会議を行いました。
常勤支援職員、非常勤支援職員が全員参加し、各セクションに分かれ、
1ケース30分掛けて計画の内容と成果について話し合いをしました。津久井やまゆり園の事件があった後だけに、全職員で利用者支援の方向性を共に確認できたとても心地よい時間でした。
湘南ゆうき村の8月の目標は「猛暑に負けるな ゆうき村」でした。9月の目標は「報・連・相を大切に」です。台風が例年になく上陸する変な気候です。また、残暑も厳しさが続きそうです。残暑に負けないよう、また、気持ちも切らさないように日々過ごしたいと思います。
「ゆうき村ファイト!!」
湘南ゆうき村施設長 相談支援プラザ所長 河原雄一
〇モニタリング会議の様子から
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