① 国サビ管・児発管都道府県指導者研修。
9月20日から、埼玉県所沢市の国リハで「国サビ管・児発管都道府県指導者研修」がありました。
平成31年度からサビ管・児発管研修は、分野ごとの演習が統合され「基礎研修:現場に勤務して3年目からの職員が対象」と「実践研修:基礎研修修了者が2年後(勤務後5年目)に実践的な研修を受講後、サビ管・児発管の資格が付与される」「その後5年ごとに更新研修を受ける。」等、新カリキュラムに移行します。
今年度の国研修は、基礎研修に関する講義・演習を試行的に実施する内容でした。新しい演習内容で、各分野の演習ファシリテーター、受講生も試行錯誤しながらの2日間の演習でした。来年度の国研では実践研修の試行研修を実施する予定です。
仕組みが切り替わる時は、従来、自分達が取り組んできた「固定観念や枠」から柔軟に対応することが大切だと思いますが、基本的に研修を組み立てる側は「受講生に何を学んでもらい、何を持ち帰ってもらうか・・・」今はやりの言葉でないですが「受講生ファースト」の姿勢を持つことが大事だと改めて感じました。
② 全国知的障害福祉関係職員研究大会・愛知県大会
9月27日から29日の三日間、愛知県名古屋市で「全国知的障害施設職員等研修会・愛知県大会」が愛知県名古屋市で全国から2200人の方々が参加のもと盛大に開催されました。私は27日初日の基調鼎談に登壇しました。私の他の鼎談の登壇者は椙山女学園大学准教授の手嶋先生と兵庫県西宮社協の職員でEテレの「パリバラ」に出演している玉木さんでした。
鼎談のテーマは「共生社会の実現にむけてやるべきこと~職員が生きがいをもって支援するために」でした。内容としては、研修開催中の各分科会の見どころ紹介や手嶋先生が愛知県で実施した人材に関るアンケートをもとに人材育成についてでした。(アンケート結果の詳細は日本知的協会発行サポート紙8月号を参照)
手嶋先生のレポートの中で、「勤務してから3年目の職員の離職率が高い」結果報告と、津久井やまゆり園の事件に関して、玉木さんから「植松容疑者の偏った思想だけが問題ではなく、障害についての差別観は一般の人にもある前提で共生社会を考えて行くか」の問題提起が印象に残りました。
①基調鼎談のワンショット
〇最後に・・・
10月9日湘南ゆうき村で「知的障がい者の障害理解と疾病」「意思決定支援」について研修を行いました。意思決定支援の研修会では日頃利用者との関わりで、意識していない意思の汲み取り方や選択の仕方などを意識化する場になったと思います。(詳しくは藤沢育成会HPのスタッフ日記参照)深まりゆく秋。今年もあと2か月足らずで終わります。時が過ぎるのって早いですね。私事ですが、季節の変わり目からか、ちょっと体調がすぐれない今日この頃です。(;;)気をしっかりもって今年一年を送れるようにファイトでやります。
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