『五輪の書』(みらい社 儀保治男)

皆さま、「五輪の書」をご存知ですか?「宮本武蔵」が残した書です。

私は特に宮本武蔵に興味があったわけではありませんが、2003年にNHKの大河ドラマで放映された時に、興味を持ち、『五輪の書』に関する書籍を購入して読みました。

宮本武蔵は、「巌流島の戦い」をはじめとした数々の決闘で勝ってきた「勝ち組」のように思えますが、意外とそうではなかったそうです。また、剣術の達人とされている宮本武蔵ですが、書画の達人ということもよく知られています。特に、細川家の客分となった晩年は芸術に傾倒し、熊本市の島田美術館や岡山県大原町の武蔵資料館などに、多くの作品が残っているそうです。

 

さて、今回はその宮本武蔵の残した「五輪の書」から、私が印象に残っている「言葉」を紹介したいと思います。

 

『心は躰につれず、躰は心につれず』(「心」と「体」を自由自在にコントロールする)

 

この言葉は、「第二章 水之巻」に書かれている言葉です。心が動作に引きずられることも、逆に、動作が心に引きずられることもあってはならない。動作が静かなときにも心は静止せず、動作が激しいときにも心は平常心を保たなければならないのだと私の読んだ本に書かれていました。この「「心」と「体」を自由自在にコントロールする」という行動は、なかなか凡人の私には難しいものだと思いながらも、自分の心に留めている「言葉」の一つです。 宮本武蔵は、鍛えぬいた肉体と、あらゆる修行で鍛えた頑強な精神の両方を持ち合わせていたのでしょうね。

私たちは、仕事が多忙になると体調を崩したり、嫌なことがあると前向きになれないものです。しかし、「病は気から」とも言われます。皆さま、体の健康に気を配っていますか?そして心は気持ち良いですか?私は、心身ともに元気なつもりでいますが、昨年の健康診断で幾つかの項目が引っかかってしまいました・・・でも、心は気持ち良いです。今年は、「心」と「体」を自由自在にコントロール出来るように、修行?をしていきたいと思います。なかなか、宮本武蔵のようになれないとは思いますが、私たちも「体の健康」と「心の健康」に気を配りながら、2018年を過ごしていきたいものです。

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        1月の中旬にイチゴ狩りに行ってきました。真っ赤なイチゴは、可愛らしく思えます。また、ビタミンを多く含んでいて、元気を頂けますね。これも、「体の健康」と「心 の健康」に繋がるものだと思います。
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