「寅さん」の生き方に魅せられて (サービスセンターぱる 鈴木保志)

「ケッコー毛だらけ猫灰だらけ・・」、歯切れのよいテキ屋の口上、マドンナ、放浪、人情・・私は、山田洋二監督、映画「男はつらいよ」が大好きです。東京都葛飾柴又を舞台に、渥美清が演じる寅さん(車寅次郎)と、魅力的なキャラクターが織り成す人情映画です。

きっと私だけではなく、寅さんの生き方にあこがれを抱く人は大勢いるでしょう。ふらりと気ままに日本全国を放浪し、旅先のマドンナに惚れてフラれて・・絶対に真似はできない自由気ままな生活です。 

一見凧の糸が切れたようにも思えるこの暮らしができるのは、柴又帝釈天の「とらや」の家族がどんな時でも、いつも変わらず温かく受け入れてくれるからなのでしょう。「とらや」の家族、帝釈天の住民、さまざまな人に支えられ主役(寅さん)は脇役達を、そして脇役達は主役を引き立てながら、日本人の人情や温かみ、やさしさを伝えているのだと思います。子供のころから今まで、その時々でこの映画を観る視点や感じ方は変わっていますが、鑑賞後に感じる心の温かみに変わりはありません。

 

さあて、今日は久しぶりに実家の両親にでも電話をしてみるかな。

 

 

三重の実家近隣の浜辺です

 

 

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