波多江式インディアン的福祉論⑨ ~番外編:最高!?の仲間~ (アポロ 波多江 努)

今回はインディアンの言葉はお休みし、番外編を書こうと思いました。

特に理由はありません。

私は、周囲の人から「多趣味だね」と言われることが多いのですが、その1つが楽器の演奏です。14歳でベースギターを手にして、それ以来、ずっと自分のそばに置いてあります。

最近は触ることすら少なくなってきたのですが、かれこれ30年以上になりますね。

まじめに練習しておけば、今頃は即興ジャズセッションなどができる、シブいおじさんになれたかもしれません(泣)

 残念なことに、今でもゴリゴリのハードロックばかり聞いており、家族にもあきれられるほどです...。

 

数年前、ひょんなきっかけで、十数年ぶりに高校時代の仲間とバンドを再び組むことになりました。

 

バンドの練習は、懐かしさと、技術の衰えと、また一緒に遊べる喜びと様々な感情であふれます。その中でもメンバー間での言い争い(というコミュニケーション)が楽しいのです。

 昔から言い争いが始まると、私は傍観をしているだけです。

言い争う本人たちは、お互いを罵倒しあい、周囲の人が見ると、かなり激しい喧嘩のように見えるようですが、どんな状況になろうと私は介入しません。ただただ笑いながら傍観するのです。

 見ていると楽しいのです。表面的にはただの言い争いなのですが、辛辣な言葉の中に相手を敬う気持ちが垣間見えるのです。そして、そうすることでお互いの信頼関係を確かめ合っているようにも見えるのです。だから、放っておくのです。

 目に見えるものは争いなのですが、肌で感じるものは敬いと思いやり。そんな仲間がいることが、とても幸せです。

 

最近は、練習や言い争いを傍観する機会が少なくなっているので、刺激が足りなくなってきました。

 また、あの矛盾した時間を過ごしたいです。そして、いつもの二人にまた伝えたいのです。

「いい加減に終わりにしてくれない???  そろそろ車で送っていくから。」と...(笑)

 

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