7つの取り組み

「みらい社」 支援員 太田 隼斗

働く

企業と障がい者をつなぐ架け橋です!

みらい社は、障がいのある方に"働く"を通した支援を展開しています。利用者さんが社会の一員として働くことを意識してもらうために、仕事を通して地域の方と身近に接する機会を設けています。パン工房あゔにーるでは、パン販売で地域の方々とつながる機会があります。利用者さんが就職した後のアフターフォローも行っています。就職することがゴールではなく、長く企業で働き続けられるようサポートしています。社会全体で障がい者雇用が進んでいる中、企業と障がい者をつなぐ架け橋の役目をしています。

様々な事業を経験できることが、自分自身の成長につながるはずと、藤沢育成会を選びました

高校時代から福祉の仕事に興味があり、福祉系の大学に進学しました。施設実習や特別支援学校への教育実習を通し、「福祉の仕事に就きたい」「障がいのある方達と関われる仕事をしていきたい」と強く思うようになりました。藤沢育成会は藤沢市内で多くの事業を展開していることに一番の魅力を感じました。学生時代に学んだことを生かしたい。様々な事業を経験できることが、自分自身の成長につながるのではないかと考え、藤沢育成会を選びました。

社会人としての当たり前を理解する

利用者さんには、「社会人としての当たり前」を理解してほしいと思っています。自立や社会参加をしていく上で、敬語・言葉遣い・身だしなみ等で利用者さんが学べるよう日々の接し方や会話は丁寧にすることを心掛けています。職員は、利用者さんの一番身近な「見本」であり、「環境」だと思っているからです。「何のためにみらい社で仕事をしているのか」と利用者さんに問いかけて、一緒に考えていく姿勢で関わっています。

利用者さんと一緒に同じ目標に向かって仕事ができることにやりがいを感じています

パン工房あゔにーるは、製造から販売まで利用者さん主体です。地域のお客様から「すごく美味しい」「また来るね」と言っていただけることが増えました。利用者さんひとりひとりが責任を持ち、真剣に仕事に取り組んでいる姿を近くで見ているからこそ、私は「一緒に頑張っていこう」と思えます。ひとりひとりがお客様のことを想い、同じ目標に向かって仕事ができることにやりがいを感じています。

地域とつながれるツールに

これからも利用者さんが仕事にやりがいを感じながら、みらい社で楽しく働いてもらえるような環境を作り続けることを目指しています。また、パン工房あゔにーるを活用しながら、利用者さんが積極的に地域とかかわりあえるような取り組みにチャレンジしていきたいと考えています。