日記

「イベント」

 先月はイベントが多い月でした。

 それぞれの地区の公民館のお祭りや秋の防災訓練、ショッピングモールなどでのコンサートやイベントなどで盛りだくさんでした。

 4年ぶりの開催のところもありましたし、マスクを外して感染症対策などの制限がないイベントも多く、コロナ禍前の日常が戻ってきた感じがしました。それぞれ工夫を凝らした内容でしたが、「実りの秋」と言うように、果物や野菜、花などの直売が賑わっていましたし、屋台や今どきのキッチンカーに大勢の人が集まっていました。

 裃(かみしも)を脱いだ、と言う表現が今の若い人たちに通じるかどうかわかりませんが、皆、どこか寛いでにこやかな笑顔がイベント会場に満ち溢れていました。気さくな会話や少し羽目を外した冗談なども飛び交っていました。

 このようなイベントに参加すると自然な自分に戻れるような気がして、思わずはしゃぎ過ぎてしまいます。後で反省すること仕切りですが、これだけ人が集まると言うことは人々が何かを求めている証です。求めているものの一つは人と人との繋がりであったり、日常では味わえない偶然の機会がもたらすちょっとした驚きであったりします。

 こうしたイベントが来年も再来年も続くことを心より願います。

 藤沢育成会では11日に湘南ゆうき村の収穫祭をおこない、18日には秋葉台公園で法人を挙げていんくるフェスティバルを開催しました。どちらも職員が早くから準備をして大きな事故もなく大盛況で集まった皆様に大変喜んでもらえることができました。

 こうしたイベントの別の良い面は、日頃の仕事振りとは違った職員の思いがけない一面を見ることができたり、想定外の問題が起こっても皆で知恵や力を出し合ってそれを解決することで和が生まれたりすることです。今回も随所で職員のそんな場面を見ることができました。

 風が強くて少し寒かったにもかかわらず会場に来てくださった皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

以上