日記
「応援の力」
近年、スポーツの種類が広がりを見せ、若者が活躍する姿を目にすることが多くなりました。昨年行われたパリオリンピックのブレイキンやスポーツクライミング、スケートボードなどでは日本の選手が活躍する姿が見られ、その度に若い選手がインタビューなどで口にする言葉は今まで支えてきてくれた親や指導者への感謝とその場で応援してくれた観客への感謝の言葉でした。その時は「今の若者は何か皆、同じようなことを言うなあ」と言う思いで見ていました。
バレーボールやバスケットボールのリーグ戦などを見ていても試合終了後に活躍した選手のインタビューがあり、必ずと言っていいほどファンへの感謝の言葉があり、その時もリップサービスの常套句だなと思ってちょっと冷めた思いで聞いていました。
しかし、そんな自分の思いが変わった時がありました。それはスポーツの場面ではなく、「法人の中長期計画(インクルージョンプラン)」について外部の専門家の方々から意見をいただいていた時でした。皆さん真剣に藤沢育成会の事を考えてくださり様々な観点から意見をいただきました。それは、法人内部ではなかなか出難い視野の広い内容でした。こんなに藤沢育成会、強いては障害者福祉の事を考えてくれている人達がいると思うと大変心強く、同時に「応援の力」と言うのを実感した瞬間でもありました。
以上
(2025.3.1 理事長 倉重達也)