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施設長・課長日記
「便利と手間」(サービスセンターぱる 課長 飯原佑)
今の世の中、とても便利になったと感じる場面が多くなりました。
インターネットやSNS、スマホの普及で手軽に情報が得られたり、すでに切られている食材が売られていて、調理も手軽になったり...
かくいう私は新しいものが好きだったり、調理に時間をかけたくなかったり、今の便利な世の中に恩恵を受けている一人です。
その中で、自宅をスマートホーム化(一部分のみですが)をしようと挑戦しました!
色々な機材と設定を完了すると、エアコンや照明が声一つでON・OFFできることに感動✨
忙しくしているとき、手が空いていないときにリモコンを探さなくて良いことが、ここまで快適なのか!と率直に思いました。
ただ、細かな温度や明るさの調整を声だけで行うことは一苦労で、結局リモコンを探す羽目になりました
「ススキ草原」 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)
つい最近まで季節外れの夏日もあったかと思いきや、すっかり朝晩の気温が下がり寒くなってきた。これが、この時期の正常なのだが今年は異常過ぎだ。
先日、季節を感じたく箱根の仙石原にあるススキ草原に足を運んでみたが、同じことを考える人達も多く一本道で列をなす場面もあった。若干まだ、ススキの穂も開ききっていなかったが、広い空の奥の山々へつながるようなススキ草原は写真を撮りたくなる景色だ。風になびくススキがなんとも気持ちを落ち着かせてくれる。
何気なく仙石原のススキ草原と検索してみると、ただ放置してススキが生えているわけではなく、毎年3月中旬に「野焼き(山焼き)」を行い、草原に生えたススキ以外の樹木が伸びて雑木林になるのを防でいる事で景観が保たれている事がわかった!これまで見頃に足を運んでススキを愛でて団子を食べるだけだったが、地域の方々の苦労があってのこの景観なのだという事を知ると感謝だ。今度、あの辺り一面が焼かれる様子を生で見てみたいと思うばかりだ。
ススキ草原の中に立つと、コンクリートの建物はなく、アスファルトの地面でもなく、広い空と背の高く育ったススキだけが見える。耳を澄まさなくてもススキ擦れる音が聞こえ自然の中にいるのだと感じさせてくれる。普段どれだけ意図しない音が耳に入ってくるのかが分かる。
意図的に音の少ない場所にいくのも大事なことですね。
「家族旅行」(湘南セシリア 課長 鈴木保志)
先日、家族4人で長野旅行をした。いきさつとして、昨年の夏は旅行前日に長女(高1)がコロナ、今年の夏は旅行前日に長男(中1)がコロナに罹患し中止、ゆえに私の未消化による提案である。旅行1か月前に発案、決定したことであるが、決定したことに満足し旅行5日前まで何の話題にもならず・・いつものことだ。いざ行き先の宿泊先を調べると連休も相まってどこも空きがない。長男などは朝食のバイキングが食べられればよいとのことで、湘南台あたりのビジネスホテルはどうか?などふざけた提案まで出る始末である。結局、行先ではなく宿泊先から価格や距離で長野に決定した。
旅行当日の早朝、リビングで荷造りをしていると、反抗期の息子が「部活休みたくなかったんだよな・・」等、旅行に水を差すような発言でイライラとさせてくれるが、近隣の「すき家」で牛丼を与えておくと機嫌が良くなり車で眠ってしまう。渋滞でイライラする自分に油を注がれるよりよっぽど良い。
3連休初日ということもあり、距離のわりに渋滞で到着が遅くなったが、美しい自然を感じながらのドライブは心身ともに癒される。道中、白樺湖に立ち寄り散歩をするが、とにかくライダーが多い。季節もロケーションもツーリングには申し分なく、これ見よがしに自慢のバイクが通過していく。
湖畔に広がる森とその後方の山を見上げ、ふいに娘に噓をついてみる。「富士山も反対から見るとこんな風に見えるんだね、藤沢から見る富士山とは全然違うね。」と言うと「そんなわけないじゃん」、さらに「樹海もこんなに近くに広がって見える。」と加えると「バカじゃないの。」と一蹴される。数年前であればくいついてきたところだ。そしてその後のストーリーをどのように展開していくかが腕の見せ所だったのだが・・時の流れにはかなわない。白鳥の乗り物で湖を漂っていた息子が岸に戻ってきたところ、改めて同じ噓をついてみる。「マジか!」と写メを取り始めるため、あまりのバカバカしさにすぐにネタばらしをしてしまう。反抗期だが無邪気である。
ホテルは快適、翌日もひたすら車を走らせ、娘の希望する映えスポットをまわり、帰りは案の定高速道路も超渋滞である。我慢できず下道に降りると考えることは皆同じ、引き続き下道の渋滞にはまる。
神奈川県に入り間もない頃だったと思う、のんびりと下道を走りながら信号待ちをしていると、のそのそと目の前を大きな生き物が横切っていくのを車のヘッドライトが映している。驚いた拍子に「豚みたいなのがおる!」と叫ぶと、後部座席から「イノシシ!」と車内が一瞬盛り上がる。
子どもも大きくなり、密な会話も徐々に減りつつある日常だが、日常を離れた車内空間では普段よりも会話が弾み渋滞も悪くないと感じる。先ほどから車内で食べ散らかしている菓子の食べカスが気になるが、今日は目をつぶろう。
また旅行したいと思うが、反抗期の坊や次第か・・疲労困憊の帰宅だがこの安堵感が良い。
「いつかのためのいつもがある~ワンチームふじさわ~」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)
「いつかのためのいつもがある~ワンチームふじさわ~」、このフレーズは「いんくるフェスティバル2024」のテーマです。
今年は11月2日(土)10:30~14:30で、秋葉台公園並びによし介工芸館にて開催されます。
→※天候不良が予想されるため、今年度の開催は中止となりました。
昨年は、新型コロナウィルス感染症が5類へ変更になったことを踏まえて、皆さんに久しぶりのイベントを楽しんでもらうことがメインでした。今回は、利用者さんにも役割を担ってもらい、一緒にイベントを盛り上げてもらうことにもなっています。
普段からのやり取りや関わりを大事に、こうしたイベント等の機会に法人で一丸となって結束力を魅せられたらと思います。
2024年も「いんくるフェスティバル」を開催します。
皆さまのご来場をお待ちしております。
骨髄提供体験記①(湘南ゆうき村・法人事務局 課長 高橋宏明)
8月某日、骨髄ドナーとなり骨髄を提供しました。
日本骨髄バンクの通知から術後までの体験について綴ります。
4月【通知】
新年度まもない4月上旬、1件のショートメールを受信した。
通常、ショートメールは、留守番電話のお知らせか迷惑メールがメイン。
今回も期待せずにタイトルを見ると、『日本骨髄バンクからのお知らせ』
たしかに以前、骨髄ドナーに登録したが、これまでは定期的に郵送で冊子が届くのみ。
「詐欺メールも凝ってきたな」なんて疑いながら、ショートメールを開く。
『あなたと患者さんのHLA型(ヒト白血球抗原)が一致し (中略) 詳細は・・』
とメールの一番下に記載されたURLへ誘導するような文章。
いよいよ怪しさが増したが登録されていない番号だったため、いつものようにアクションする前にネット検索。
番号は【日本骨髄バンク】
妻にも相談し、URLを開くと、問診票のようになっており、現在の健康状態を細かく打ち込む。
3日後、未登録の携帯電話から着信。
「初めまして、日本骨髄バンクのコーディネーターをしております○○と申します」
提供の意思確認があり、その後、確認検査の日程について確認される。
この時点でもまだ疑心暗鬼だったが、職場近くの病院で予約。
確認検査とは、患者さんと白血球の型があっているか再確認し、骨髄提供できる健康状態かを診る検査。
検査は平日のみとの指定があり、いよいよ仕事に影響が出てきそうなので施設長へ相談。
5月【確認検査】
ゴールデンウイーク明けに、確認検査の為、指定された病院へ。
コーディネーターや医師と面会し、ここで初めて詐欺ではないと実感。
そもそも白血球の型が合うのは、兄弟姉妹で4人に1人、それ以外では数百人から数万人に1人らしい。
2時間程度かけて、血液検査や骨髄提供の方法、リスク等の説明を受ける。
翌週、確認検査の結果が郵送で送られ、骨髄提供できる健康状態との通知。
ただ、この段階では、最大10名ほど白血球の型が一致したドナー候補者がおり、その中から6週間以内に、最終候補者が決まるらしい。
患者さんの体調により、コーディネートが終了する場合があるとの事で心配していたが、6月下旬にコーディネーターから電話で「最終候補者となりました。」との連絡があった。
献血に行ったときに偶然勧められた骨髄登録から、最終候補者へ選出されましたが、長くなってしまうので次回、最終候補者決定からの動きについて書きたいと思います。
※写真は骨髄採取手術退院後に帰省した山形の桃パフェ
『無理せず急がず、何事も計画的に!』(湘南だいち 課長 大澤健二)
課長日記の機会がやっと廻ってきた!と、思うと何を書こうか決められず。
この数年考えている事を今回は書くことにした。
私は長野で生まれ、横浜で育ち暮らしている。
長野に築20年くらいになる、別荘のような使い方をしている家がある。
3ヵ月に1回程度、長野へ行き家事をおこなっている。庭いじりや部屋の整理、修繕に家具の買い替えなど。
将来はこの家を有効活用できればと考え、準備をコツコツと少しずつ進めている。
無理せず急がない事で、計画的に楽しく準備が進み何時でも暮らし始める事ができるまでになっている。
無理して急いで突発的に行動してきた私が、仕事から学んだ「無理せず急がず計画的に進めていく」が、活かされているのだと感じている。仕事が暮らしに役立ち、暮らしが仕事に役立つのだと改めて思えた。