日記
〜山菜採り〜 (相談支援プラザ 課長 一戸香織)
新緑を迎えるこの初夏の季節、毎年楽しみにしている事があります。
それは、
実家の裏山をスタートし、
山々を巡りながら山菜採りをする事です。
ジャージに着替え、
ポケットにビニール袋を数枚入れ、
小さな鎌を腰に掛け、
長靴を履いたら、
私の山菜採りのスタートです。
蕨に薇、ウドに タラの芽、あけびの芽など を採ります。
小さな茎は来年の為に、
無理に採らずに、見極めながら大切に採っていきます。
無心になれる時間です。
雪解けを待ち、一斉に芽吹いた自然の強さを感じ、
残雪の冷たい風を感じながら歩く山々は、
昔から変わらない風景と時間です。
しかし、
県をまたぐ移動も含めた自粛生活の継続により、
山菜採りに行く機会が無くなってしまいました。
「 今年も無理だなぁ 」
そんな思いを感じていた時に、
宅急便で山菜が届きました。
自分で採りに行く事は叶いませんでしたが、
目で見て食べて味わう事が出来ました。
ご近所さんにもお裾分けできて、
日中は仕事で不在でも、山菜をきっかけに会話も弾みました。
実家の山々を思い出しながら、
高齢になりつつある両親の健在を感じ、
季節の山菜の美味しさとありがたさを感じた今年の初夏となりました。
過ぎゆく季節を意識したり、思い出したり、人との繋がりを感じたり、
そんなひとときのきっかけにもなりました。
# 今を感じる事の大切さを思った季節の山菜たち #
この記事を書いた人
一戸 香織
お米の産地で生まれ育ち、ご飯が大好き!おにぎりでお米の違いが分かります。微妙な力加減で、ふっくらとしたおにぎりを作れる事が密かな自慢。
具は大好きな梅干し!