日記

「父からのエール」 (サービスセンターぱる 課長 鈴木保志)

この4月から中学生になった長女から「剣道部に入った。」との報告があった。普段、暇があればイラストやアニメのキャラクター等を描いており、文科系の部活に入部するのかと思っていた。剣道?・・「鬼滅の刃」の影響か?と話を聞いてみたところ、幕末の武士「新選組」の影響を受けたようだ。

 小さいころから歴史に興味を示し、図書館で借りた本を読んでいるのは知っていた。クラスに何人かは歴史を好む、とりわけ「新選組」や「三国志」等に詳しい同級生はいたものだ。自分が学生時代に一貫して興味が持てなかった教科は日本史や世界史であり、過去を知る意味や楽しさを全く理解しようともしなかった。ましてや考古学などは意味不明としか言いようのない領域・・。当然、過去があり現在、未来があるので意味がないわけがないが、当時は興味など皆無であった。偉業を成した人物が存在していなかったら、今の世の中がどうなっていたかという視点を長女に投げかけられ「そうね・・」と少し恥ずかしいおもいで共感する父親。

何にせよ新選組の思想に感銘を受けたようだが、最終的には「刀がかっこいい!」でまとめていた。確かに格好いいが、練習は格好いいとはかけ離れ地味な体力づくりに終始しているようだ。

それにしても子どもの成長は著しく、目をそらすと変化に気づくこともできない。立てかけた竹刀からは誇らしい成長と、青春そのものが放たれている。

「がんばれ!」

この記事を書いた人

鈴木 保志

自宅にグランドピアノを設置している法人内随一のピアニスト♪仕事の疲れやストレスを旋律に乗せて‥‥♪…と言いたいところですが、もっぱらお酒に走ってしまう、反省の日々です。