日記
「通勤途中の顔見知り」(湘南ゆうき村・アポロ 課長 高橋羽苗)
もうずいぶん前ですが、ラーメン屋さんの店員さんを見て、知り合いだと思い「あ」と声をかけました。でも誰だったかな...相手は怪訝な顔。なんとなくあやふやにしてラーメンを食べて店を出たのですが、いつもと雰囲気も違ったなぁなどと考えていると、相手は毎日同じ電車に乗る女子高生で、相手の反応ももっともだなと後から苦笑いをしたことがあります。
毎日の通勤で、いつも同じ場所で会う人や、すれ違う人がいて、なんとなく顔見知りになってきます。いつもと違う場所で会うと今日はちょっと遅い...?と目安にしたり、相手が遅いと勝手に心配したりと、その人たちの生活や背景を想像しながら通勤しています。相手が、いつもと違う格好だったり、いつもと違う人といたりすると、妄想は広がるばかり...
そんな中でいつもだいたい同じ場所で私を抜き去る高校生がいます。端に寄るとなんとなく会釈をしてくれていたのですが、最近は小声で「ありがとうございまーす」と追い抜いていきます。
顔見知りとのちょっとした重なりを嬉しく感じました。
さて、最近通勤ルートを変えてみました。
「最近あの人いないな~」と思っている人がいるのか...?ちょっと気になるところです。
※写真は、湘南ゆうき村の屋上から通勤ルート越しに見える富士山。
この記事を書いた人
高橋 羽苗
外に出かけると道を聞かれたり、傘に入れてもらったり、突然玉ねぎをもらったり…。唐突な出来事になぜか縁がある。めちゃくちゃ社交的に見えて実は人見知りなのです。