日記

波多江式インディアン的福祉論!? ⑯ (サービスセンターぱる / 副所長 波多江 努)

アメリカ北東部の森林部族だったソーク族に「師は教えることでまた学んでいる。」という言葉があります。

師をどちらの立場でとらえるかで異なりますが、利用者を「職員を育てる師」とすると、伝えることで意思形成や意思決定のさらなる学びとなり、支援者を師とすると、支援を通じ、学んでいることは言うまでもありません。

私は、入職してから多くのことを利用者から教えてもらってきました。専門職としての学びはもちろんですが、多くの利用者とのかかわりを通じ、生きることそのものを教わってきた気がしています。今でも、私の仕事のモチベーションは学びを与えてくれた利用者への恩返しです。

この言葉の本質は、「自分の立場におごり高ぶることのないよう、どんな立場にあっても学ぶことを忘れるな。」ということなのだと思います。今でも、人とのかかわりを通じて、学びは自分の背中を押してくれていますね。

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少し前に修行場のリニューアルをしました。

この記事を書いた人

波多江 努

モノづくりの類まれなる能力の持ち主。装飾品制作から派生して、革細工の世界へ。生来の凝り性な性格から、いつからか革細工の技術はプロ顔負けの腕前に…!家族とメタリカを愛する、心優しきパパ。