日記
富士山 ( 湘南ゆうき村 / 課長 高橋 羽苗 )
湘南ゆうき村
日本人は富士山が好きと言われますが、漏れず私も富士山でテンションが上がる一人。振り返ってみると「施設長・課長日記」にもたびたび写真が使われています。
数年前、東海道新幹線で「見慣れたわたしたちでもみたことがないほどきれいに富士山が見えています、ぜひご覧ください」という内容でアナウンスが流れました。
朝の早い時間の新幹線でアナウンスされるほどの富士山は本当にとってもきれいに見えたのを覚えています。
富士山が世界文化遺産に登録されたのは「信仰の対象と芸術の源泉」として、万葉集の時代から大切にされてきたことが認められたとされています。昔は噴火から恐れられていた富士山が、信仰心や芸術の象徴として大切にされているのは、信仰や芸術の理解が乏しい私でも「やっぱり富士山だもんな」と単純に納得する一方で、富士山をみてテンションが上がったり、ほっと感じる気持ちが、時代や価値観が変わっても共通していることが不思議で魅力的だなと感じています。
この冬はご利用者様から、「今日は富士山がきれいだよ」とよく声がかかります。
すぐに一緒に見られないことも多いのですが、何気なく富士山をみると確かにきれいで、一緒に見ようと誘っていただいた「おすそ分け」の気持ちもとても温かく感じます。
先日、小さな「富士見坂」の看板を見つけました。
富士見坂は各地にありますが、現在はビルやマンションで見えないところも多いそうです。
住宅街の急な坂から、遠くに小さく見える富士山でしたが、やっぱり「日本一」を感じさせてくれました。
この記事を書いた人
高橋 羽苗
外に出かけると道を聞かれたり、傘に入れてもらったり、突然玉ねぎをもらったり…。唐突な出来事になぜか縁がある。めちゃくちゃ社交的に見えて実は人見知りなのです。