日記

空気の匂い ( 湘南ゆうき村 / 課長 高橋 羽苗 )

湘南ゆうき村

この時期になると、タケノコの皮をむく時のようなちょっとエグみのある匂いがふわーっといたるところでしてきます。いろいろな木や花の匂いだそうですが、私はあの匂いが嫌いではなく(多分、時々ふわーっとだから...ですが。)季節を感じる一つになっています。

匂いは記憶と深くつながっているといわれ、香りで記憶が蘇えることは「プルースト効果」として名前までついているそう。

先ほどの「タケノコの皮をむいたようなちょっとエグい匂い」も夏前の夜に友人とプラプラ散歩したことを思い出します。でもそんな「匂い」から記憶が呼び覚まされる感じがとても好き。街中で誰かの香水で学生時代の先生や、いつか行ったお店を思い浮かべたりして一人、にやっとしています。

 

 ちなみに匂いは記憶だけではなく脳の構造上、感情ともつながっているそうで、アロマテラピーなどは、そんな働きを活かしているそうです。アロマテラピーでなくても朝の匂いで気持ちがしゃんとしたり、冬の匂いでちょっとわくわくしたり。空気の匂いを感じる時間がちょっと楽しい時間です。

写真は今年出てあっとゆう間に伸びた竹!

まだ産毛がありビロードのようなさわり心地です。

この記事を書いた人

高橋 羽苗

外に出かけると道を聞かれたり、傘に入れてもらったり、突然玉ねぎをもらったり…。唐突な出来事になぜか縁がある。めちゃくちゃ社交的に見えて実は人見知りなのです。