日記
波多江式インディアン的福祉論㉔
インディアンのすべての部族共通する「男女は平等だが、その力と責任は異なる」という考え方があるようです。
この格言の「男女」を「利用者と職員」に置き換え、さらに「力と責任」に「役割」を付け加えてみると、見えてくるものが変わってくる。
「利用者と職員は平等だが、その力と責任、役割は異なる」となると、私たちは利用者を支援するだけではなく、利用者とともに何かを作っているのではないだろうか。と思ってしまう。
それが、ステキな作業品なのか、幸福感なのか、多様性を理解しあえる社会や暮らしやすい地域なのか。
きっと答えは1つではないのであろう。
より良く暮らしていただくために私たちの支援があることは言うまでもない。
利用者と職員が平等であることを前提に考えた場合、私たちは何を目指しているのであろうか。
今の私には、心からそう思える答えはまだ見えていない。
雑貨屋で購入したトートバックに革を付け、ロゴマークをあしらってみました(笑)
この記事を書いた人
波多江 努
モノづくりの類まれなる能力の持ち主。装飾品制作から派生して、革細工の世界へ。生来の凝り性な性格から、いつからか革細工の技術はプロ顔負けの腕前に…!家族とメタリカを愛する、心優しきパパ。