日記
波多江式インディアン的福祉論㉕(番外編) 「無念。 ジャコパスにはなれず。」 (黒崎ホーム 施設長 波多江努)
黒崎ホーム
20年以上前に購入したフェンダージャパンのJB-75という愛器だ。
かなり愛着のある楽器だが、些細なきっかけで、改造に挑戦することにした。
モデルしたのは、ジャズやフュージョンなどで活躍し、35歳の若さでこの世を去ったベースの神様「ジャコパストリアス」。
木目を強調するため、プラスチック部品を外し、フレットという指で押さえて音程を調整しやすくするための金具を外し、パテ埋めし、フレットレスベースに改造した。
マスキングしたものの、パテがはみ出て、修復不可能(泣)
必死な思いで組みなおし、 一応演奏できる状態にはなったものの、全体のバランスが絶妙に悪い。
そして何より、パンクロックやヘビーメタルばかりで、ジャズやフュージョンは演奏したことがなかったことを忘れていた。
結局、楽器も技術もジャコパストリアスになることはできなかった(大泣)
この先の人生もやはりヘビーメタルと生きていくことを再確認した50歳の春でした。
この記事を書いた人
波多江 努
モノづくりの類まれなる能力の持ち主。装飾品制作から派生して、革細工の世界へ。生来の凝り性な性格から、いつからか革細工の技術はプロ顔負けの腕前に…!家族とメタリカを愛する、心優しきパパ。