日記
「ススキ草原」 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)
みらい社
湘南ジョイフル
つい最近まで季節外れの夏日もあったかと思いきや、すっかり朝晩の気温が下がり寒くなってきた。これが、この時期の正常なのだが今年は異常過ぎだ。
先日、季節を感じたく箱根の仙石原にあるススキ草原に足を運んでみたが、同じことを考える人達も多く一本道で列をなす場面もあった。若干まだ、ススキの穂も開ききっていなかったが、広い空の奥の山々へつながるようなススキ草原は写真を撮りたくなる景色だ。風になびくススキがなんとも気持ちを落ち着かせてくれる。
何気なく仙石原のススキ草原と検索してみると、ただ放置してススキが生えているわけではなく、毎年3月中旬に「野焼き(山焼き)」を行い、草原に生えたススキ以外の樹木が伸びて雑木林になるのを防でいる事で景観が保たれている事がわかった!これまで見頃に足を運んでススキを愛でて団子を食べるだけだったが、地域の方々の苦労があってのこの景観なのだという事を知ると感謝だ。今度、あの辺り一面が焼かれる様子を生で見てみたいと思うばかりだ。
ススキ草原の中に立つと、コンクリートの建物はなく、アスファルトの地面でもなく、広い空と背の高く育ったススキだけが見える。耳を澄まさなくてもススキ擦れる音が聞こえ自然の中にいるのだと感じさせてくれる。普段どれだけ意図しない音が耳に入ってくるのかが分かる。
意図的に音の少ない場所にいくのも大事なことですね。
この記事を書いた人
石川 大助
書道師範の資格を持ち、賞状を書く時には引っ張りだこ!(副業にしようかな?)その昔陶芸家の弟子入りをしたこともある、芸術家肌です。沖縄料理が大好きで、移動中にお店を見つけたら密かに記憶し…週末には家族でGO!!