日記
波多江式インディアン的福祉論㉗ ~~(黒崎ホーム 施設長 波多江努)
黒崎ホーム
先日、ある方の仕事に対する姿勢に想いを馳せていた時に、ふと、インディアンの格言風に表現したら、どうなるだろうと思い、考えてみた。
- 頭で考えるのではなく、心で感じる人になりなさい。そして相手を知ろうとしなさい。
- あなたは誰かを救える特別な人ではありません。しかし、隣にいてくれる。
- イヤと言わない人間は、労う心を持っている。
この3つは、自分の中でも納得いくイメージであり、私自身が目指したい支援者像でもあります。
その方は、共感する力に優れ、時には利用者自身の問題を自分の問題と捉えすぎて本人の気持ちを置き去りにしそうな時もあります。しかし、ただ純粋に利用者の気持ちを理解したいと思っている少し不器用な方なのです。
私が困難に直面している時は見守ってくれていて、乗り越えた後に「大変そうでしたね」と声をかけてくれる方です。
利用者に対しても仲間に対しても尊厳を守る方です。
自分もそんな風になるにはもっと修業が必要だ...。
この記事を書いた人
波多江 努
モノづくりの類まれなる能力の持ち主。装飾品制作から派生して、革細工の世界へ。生来の凝り性な性格から、いつからか革細工の技術はプロ顔負けの腕前に…!家族とメタリカを愛する、心優しきパパ。