日記
「ヒヤリハット」(湘南セシリア 課長 鈴木保志)
湘南セシリア
最近、視力の低下が気になる。12月の健康診断の視力検査の結果も、昨年度と比較するとかなり落ちていた。その他の検査結果が良くないのは心得ているが、視力検査では「右、左」と迷いなくクリアしていくことに若干の誇らしさを感じていたのだが、見えにくいとこれほどにも足掻くものなのか。目を細めたり「右・・いや下かな・・」と看護師の反応に探りを入れてしまう。
つい先日の出来事だが、週末の賑わうスーパーに妻と買い物に出かけた。物価高騰で野菜一つ購入するにも悩むところだが、比較的安いほうれん草が目に付く。妻のもとに駆け寄り「ほうれん草買う?」と顔を近づけると、見覚えのない顔。至近距離の為、あまりの恥ずかしさに「ごめんなさい!」と手を合わせると、相手の方が「大丈夫ですよ!」と爆笑している。頭を下げそそくさとその場を離れ、再接触を避けるべく一定の距離を取りお菓子コーナーへ。お菓子を手に取り妻のもとに駆け寄りカートに入れようとした刹那、見覚えのない顔。カートに入れかけた腕を引っ込め、何かにとりつかれたようにその場を離れる。2度も立て続けに・・! 故意であれば相当な悪趣味である。
確かに視力の低下を感じるが、今回の件は視力の問題なのか、判別機能の衰えなのか、総じて老化なのか・・いずれにせよ自身の油断と確認不足が招いた「ヒヤリハット」は、恥ずかしさも相まり胸のざわつく帰路となった。
この記事を書いた人

鈴木 保志
自宅にグランドピアノを設置している法人内随一のピアニスト♪仕事の疲れやストレスを旋律に乗せて‥‥♪…と言いたいところですが、もっぱらお酒に走ってしまう、反省の日々です。