日記

施設長・課長日記

春に想う(法人本部/湘南あおぞら 佐藤和美)

 この春娘が就職し、家を出た。寂しい気持ちもあるが、ここまで育ってくれた安堵感が大きい。

 仕事中に発熱でお迎えに行ったり、冬の真夜中に嘔吐され洗濯や入浴をしたり、子どもが家のカギを忘れたことも知らずに遅くまで仕事をしてしまったり、2週間発熱し続け欠勤したりなど、仕事育児及第点ではなかった。日々を過ごすことで精一杯で余裕なく過ごしたと思う。

 いつも子どものことを気にかけながら仕事をすることからは解放される。上司や先輩、同僚には感謝ばかりである。仕事だけでなく子育ての悩みにも広い心で受け止めてくれる上司や先輩、快くサポートしてくれる同僚は心強い味方であった。

 藤沢育成会の育休取得率は男女とも昨年度は100育休後の復帰も100で、仕事も手を抜かず、時間をやりくりして両立していてすごいと思っている。

 育児と仕事を両立している職員が多いが、頑張っているがゆえにひとりで悩んでしまうこともあるかもしれない。つらい時はひとりで考え込まず、経験豊かな仲間がたくさんいるので、まわりに相談してほしいと思う。自分が思っている以上に、まわり応援してくれていますこれからは、より楽しく、より輝ける職場を作るための恩返しができれば...と想う春となった

「趣味から学ぶ」(サービスセンターぱる 飯原佑)

今年度、サービスセンターぱるに配属となりました、飯原です。

よろしくお願いいたします。

法人に入職して早10年。

これまで、ヘルパーや生活介護、通所介護、就労支援に従事してきました。

様々な部署を経験できたことで、少しずつ見識が広がっているように感じます。

仕事だけではなく、私生活を充実することも見識を広げるには大事なことと思っています。

ドライブ、ツーリング、野球観戦、ゲーム、読書などなど、幅広くかじっていますが、その中で漫画もよく読んでいます。

今回は、漫画から学んだことをお伝えしたいと思います。

相撲を題材にした漫画で「3年先の稽古をしなさい」という台詞がありました。

これは相撲用語で「今日明日のことよりも、3年先にきちんと結果がでるようなそういうトレーニングをしなさい」という意味があるそうです。

この台詞を読んだとき、自然と自分に置き換えていました。

どの仕事でもそうですが、なかなかすぐに結果は出ずに挫けそうになることがあると思います。私自身も何度となく挫けそうになりました。

それでも時間をかけなければ作れないものもあります。

耐えられないと思うこともあるでしょうし、繰り返していくことも大変だと思います。

そんなときは、難しく考えずに美味しいものを食べたり遊んだりして、また一歩踏み出していけば良いのではないでしょうか。

さあ「3年先の稽古」を始めましょう!

※写真は3年先...ではなく、もっと先の将来の趣味にしたいと思い、昨年9月に免許取得。直後に購入した愛車です。

サービスセンターぱる開所25周年(サービスセンターぱる 法人事務局 石川歩)

 サービスセンターぱる、法人事務局の石川です。今年度からぱるの所長兼務に戻ることになりました。よろしくお願いします。

 先日発行の法人の機関誌「モデラート96号」に、湘南あおぞら25周年について記載がありましたが、サービスセンターぱるも今年で開所25年目になります。ヘルパーサービスのない時代から始まり、今ではヘルパー利用者193人、放課後等デイサービスも3か所で利用者105人の事業所に成長しました。

 さて、ちょうどこの日記がホームページに掲載される頃には、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが5類に移行されます。これにより感染対策は個人の判断が尊重されることとなり、濃厚接触者の把握や毎日の感染者数の発表もなくなるそうです。

 この3年あまり、全ての人が外出や活動を抑えながら生活されていたかと存じます。ウイルスがいなくなった訳ではありませんが、少しずつ当たり前の日常が戻ってきます。地域生活を支援する事業所として、是非、しばらく行けなかった場所や季節が感じられる行事等へのお出かけ、休日・祝日の活動のサポートなどをさせていただけたらと考えております。

「3年目の観戦」(湘南セシリア みらい社 鈴木保志)

 長女は中学3年剣道部に所属しているが、剣道の試合を観たことがなかった。中学1年の入部後、幾度となく部活や大会の送迎をしてきたが、長女から観ることを強く拒否されていた。しかし、1年の頃の約束で3年の春期大会は来ても良い、その頃には少しは剣道が強くなっているだろうと、その場しのぎのような許可を得ていた。そして先週末、2年越しで藤沢市春期大会を観に行くことができた。前日にはやはり「来るな!」とはじまったが、なにせ2年越しであるので取り合うことはない。

 剣道の試合を観るのは初めてだが、体育館はすごい熱気だ。見つからないよう、前面にでず金網を通して覗いていた。踏み込む床の音、面や胴を打つ音、礼儀、俊敏な動作は猛々しさと美しさを感じる。中学生とはいえ想像以上の迫力で、自分の中に埋もれていた感情が胸に込み上げ、激しく感動をしていた。

 長女は大丈夫なのか‥家ではいつもソファーや床にゴロゴロとしている姿しか見ていない。出番の度に勝手に緊張を重ねていたが、結果的には3位、団体戦を含み109勝と大健闘で、イメージとかけ離れた姿に興奮冷めやまず帰宅をした。

 しばらくし、帰宅した長女はすぐにソファーに転がりスマホを触っている。健闘を讃え、高校以降の剣道についてたずねると「やんないやんない、ダルい。」といつもの調子。

私はこんな彼女に夢中だ。

「虚心坦懐」(湘南セシリア・みらい社 三嶌悟)

2023年度がスタートし、年度の変わり目でバタバタしている時期かと思います。2023年度も、湘南セシリアとみらい社を担当させていただきます。

さて題名にある「虚心坦懐」(きょしんたんかい)です。聞き慣れない言葉とは思いますが、言葉の意味としては「心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること」または「物事に先入観を持たず、心が素直で、こだわりをもたず、さっぱりしていること」とも言います。

この言葉を聞いたのは、年始に初詣に出かけて「おみくじ」を引いた時に書いてあった言葉でした。当時は意味合いはわかるが、実際には難しいことだと思いました。それ以後、「虚心坦懐」を気に留めて過ごしていくうちに、少しずつ自分の中でかみ砕きながら、最近では徐々に理解をしてきています。

きっかけは、2023年度の法人テーマ(次代を拓く再整備元年、見えない支援・空気のような支援、防疫対策の徹底とコロナ禍の手法を生かす工夫)を、どのように支援や事業展開をしていくかを考えたときに繋がってきました。

何事も最初は難しくてもかみ砕いたり、深堀りして進めていくことで、理解したり実現できる可能性がある大切さを感じました。

2023年度もよろしくお願い致します。

『不安や緊張は相手にも伝わる』(湘南ゆうき村 高橋宏明)

2023年度より湘南ゆうき村に異動しました、高橋宏明です。

よろしくお願い致します。

私が定期的に行っていることの一つに『献血』があります。

献血は、仕事・家事・育児という日常の中で重要な「一人の時間」が取れます。

きっかけは約20年前の新垣結衣さんがポスターの『はたちの献血』でした。

時間はかかりますが、二週間に一度のペースでできる成分献血をしています。

しかし、私の血管は細く、逃げるらしく、ギュッギュッと何度か腕をチューブで縛られ、血管確認されます。

看護師さんの言動を見ていると「不安や緊張は相手にも伝わる」ということが実感できます。

針を刺される私よりも不安そうなので、私もつられて不安になります。

血管の調子が悪いと、ベテランっぽい看護師さんがやってきて

「細いねー」と言いながらも、的確に血管へ針を通してくれます。

献血は、一人の時間がとれ、最後にお土産ももらえ、

そしてなにより輸血を必要としている誰かを助けられます。

冬場から春先にむけて体調を崩す方が増え、献血者も減少するそうです。

またこれから迎えるゴールデンウィークでも減るそうなので、興味のある方はぜひ献血へ。

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写真は、どのランドセルにしようか鏡の前で悩んでいる5歳の長女です。

売り切れてしまうそうで、ランドセルの購入時期が想定よりも早くて驚きました。