日記

施設長・課長日記

アンテナの張り方(相談支援プラザ / 所長 小野田智司)

相談支援プラザ

相談支援プラザに異動になり

日々高齢者福祉に関する情報を耳にすることが増えました。

障害福祉の常識と

高齢者福祉の常識の違いに

戸惑いつつも

利用者の方がより安心した生活が送れるよう

日々思案しております。

3か月が経ちだいぶ事業所名やご担当の方

利用者のみなさんのお名前やご様子を

概ね覚えることができました。

所内で相談員が電話相談や訪問対応などをしているなか

対応に困ったときなどは私にも相談があります。

相談員が困るような相談は

利用者の方が困っていることなので、

利用者の方・ご家族の方の想いが

どこにあるのか相談員と確認を行います。

そのうえでとなりますが、

その想いや相談内容は多岐にわたるため...

時には所内の他の相談員に

時には他の相談支援事業所に

時には行政に

相談をしております。

この時にどこに相談をすると

困りごとが解消に向かうかは

やはり地域の情報を

アンテナを日々張っておき

情報を頭の中でも整理整頓することが大事です。

相談員同士の話していること

様々な会議で発信されていること

新聞やインターネットで発信されていることなどから

日々変化する情報を更新しています。

そして一番の情報源は利用者の皆さんの声です。

ちょっとした言葉や表情の変化に

これからも気づいていけるようしていきます。

■写真:藤沢でも田植えが始まりました

それぞれのコンセプト(事務局長 石川 歩)

法人事務局

先日、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているタイミングを狙って伊豆に行ってきました。梅雨の最中ではありましたが、全ての生き物でカメが一番好きな息子が、長年どうしても行きたいと言っていたiZooを訪れることができました。

iZooは河津桜で有名な東伊豆の河津町にある、爬虫類に特化した体感型動物園です。「ライオンはいません、キリンもいません、爬虫類しかいません」のポスターのとおり、ほとんどの生き物がトカゲやヘビ、カメ、ワニなどで占められており、爬虫類好きには天国のような場所でした(嫌いな方には地獄・・・なのかもしれませんが)。

以前は伊豆アンディランドというカメ専門の水族館だったそうですが、iZooに改装して体感型動物園にしたことで来場者数が6倍に伸びたそうです。企画力と宣伝力、そして一つのことを突き詰める大切さを感じます。

旭川の旭山動物園でも、閉園寸前の状況から、スタッフの方々のスケッチをもとに、動物のありのままの姿を見せる理想の動物園を目指して改修を重ね、日本でも有数の人気動物園に復活したことはご存知の方も多いのではないでしょうか。

2022年度から、藤沢育成会では新たな5か年計画「インクルージョンプラン」が始動しました。計画が計画で終わらないよう、また計画以上のものが実現できるよう、これからの5年間が大切になると感じています。

気持ちをリフレッシュしつつ、藤沢育成会らしいコンセプトの実現に向けて、止まることなく進めていきたいと思います。

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写真はiZooのリクガメさん達です。展示スペースだけではなく、通路にもたくさんのカメがいました。

今年の夏は!( サービスセンターぱる・湘南ジョイフル / 課長 大澤 健二 )

サービスセンターぱる
湘南ジョイフル

こんにちは。サービスセンターぱるの大澤です。

前年度まで、みらい社でしたが、今年4月より、サービスセンターぱると、湘南ジョイフルの支援課長として働いています。

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さて、梅雨も早々に明け暑い日々が続いていますが、体調変わりないですか。

私は、暑いのが苦手ですが、なぜか今年は、今のところ耐えられています。

それは何故だろう・・。前々回の日記に、『健康第一は本当に大事だった』と、健康について触れた内容を書いたのですが、きっと、その効果の一つなのも知れないと思っています。

昨年の夏、仕事も休日も色々できなかった事がありました。今年の夏は、色々やれた!と、感じられる夏にしたいと思います。

皆さんは、どんな夏を描きますか?まずは、資本となるお身体ご自愛下さい。

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「帰省」 ( 湘南セシリア・みらい社 / 課長 鈴木 保志 )

みらい社
湘南セシリア

先日、父の葬儀で帰省をした。久しぶりに会った兄弟で、懐かしむように田舎道を歩いていたところ、弟が「あ、カミキリムシ。」と道端の死骸に気づき、すかさず兄が「20円か。」とつぶやく。地域限定の会話に思わず皆が笑う。

かみきり虫にもさまざま種類はあるだろうが、いつも目にしていたのは黒を基調として白い斑点の身体に、黒と白のカラフルで長い触覚、カミキリムシの由縁であろう口など、今考えるととてもグロテスクな、いわゆる害虫である。子どもの頃は「キーキー虫」と呼んでいたが、おそらくキーキーと鳴いているからだと思う。ミカン畑農家には悩みの種となる虫であるが、思い出深い虫でもある。

子どもの頃、一定期間だったと記憶しているが、その虫の両羽を駄菓子屋にもっていくと、20円と交換してくれる仕組みがあった。みかん畑に囲まれた環境で過ごしているため、探す手間もない。クワガタやカブトムシのようなありがたみはないが、学校が終わると一目散に宝の虫を目指したものである。近隣のおじさんは袋に羽をためこみ、シャカシャカと振って見せ嬉しそうに手渡してくれたものだ。農家にも子どもにもありがたい、地域性に富んだ仕組みである。

いつの間にか進学のため上京していなくなった姪や甥、そして父の死、否が応にも時間の経過を感じざるを得ない帰省となった。

毎年欠かさなかった「父の日」、最後のプレゼントを送ろうと思った。

『秘密基地はもう作れない・・・!?』   ( サービスセンターぱる・湘南ジョイフル / 副所長 宗像 喜孝 )

サービスセンターぱる
湘南ジョイフル

6月のジメジメとした梅雨時期の天候がどうしても好きになれない。気圧の関係か偏頭痛が続く日が多い、湿気で肌がべとついて一日不快感がある、悪天候の日が多いので外出が億劫になる・・・。天気に争っても仕方のないことだが、自分はやはりすっきりとした秋晴れを感じる季節が心地よいと感じる。コロナ禍における、いわゆる「おうち時間」の過ごし方について、この数年工夫を重ねてきたので、悪天候の日にはそういった経験をぜひ生かしていきたい。

さて、小学生の頃、近くに住む友人を集めて、よく周辺の空き地に「秘密基地」という名の集いの場を作るのが楽しかった。家の近くの裏山、工事現場、マンホールの下の空いたスペース等、その時々に流行る遊びに合わせて、コンセプトの違う秘密基地を作っていった。実家はマンションだったこともあり、ペットを家で飼うことが出来ず、野良猫やカメ、ザリガニ、モグラ(?)などを秘密基地に持ち込んでは、友人と持ち回りでエサを調達しながら、そこでこっそりペットとして飼うこともあった。また、秘密基地内のレイアウトにもこだわりがあり、粗大ごみ置き場に捨ててあったテレビや小さい冷蔵庫、ソファーやデスク、照明などを友人とせかせかと運び出し、もちろん電気は通っていないので使えることはできないが、運び出したものを並べながら、秘密基地の雰囲気を楽しんでいた。

自分の息子や娘の話を聞く限りでは、今の子どもたちはそんなことをしている子はいないらしい。そもそも秘密基地を作れるような空き地が見当たらないという。先日、息子から友人とバトミントンをしたいがやれる場所がない旨の話を聞いた。近くの駐車場やその辺の空き地でやれば良いではないかと言ったが、駐車場は車を止める場所なのでやってはいけない、そして「空き地」とはそもそもどこの場所を言うのか、という返答だった。子どもにとっての安全性や不法侵入や器物破損などの法的な問題など、起こり得る事故やケガ等のトラブルを想定して、大人も子どもも場所の意味を明確にしておくことは必要だが、遊び場のない現代の子どもにとっては窮屈に見え、杓子定規の効率的な考え方ではなく、もう少しゆるやかな認識があっても良いのではないかと思ってしまう。意味と意味の間には、グレーな部分が必ずあり、時にお互いの齟齬や摩擦を生んでしまうことがある。

今年度法人の目標にも掲げている『日常を"社会的スケール"で見つめ直す』にもつながる、「折り合い」のつけ方について考えさせられることがあった。

(写真)20209月愛甲郡清川村にて。早く気兼ねなくキャンプを楽しみたい・・・。

【波多江式インディアン的福祉論!? ⑲】 ( サービスセンターぱる・湘南ジョイフル / 所長 波多江 努 )

サービスセンターぱる
湘南ジョイフル

作者不詳のインディアンの言葉に

「分かち合うことが出来れば、悲しみは半分に、喜びは2倍になります。」

というものがあります。

この言葉は、人に寄り添うことの本質が表現されていると思います。

皆さんにも悲しみや悩みや苦しみを半分にしてもらえる人がいますよね。

嬉しいことや楽しいことを倍にしてもらえる人がいますよね。

それは、家族や友人、仕事の仲間かもしれません。

また、利用者と支援者という関係かもしれません。

できごとによって、分かち合いたい人が異なる場合もあります。

知っておいてほしいのは、

あなたの悲しみを半分にするために

あなたの喜びを倍にするために

私たちが存在しているのです。

ちょっと、カッコつけてしまったので、

「(私の将来の夢)インディアンになる」ための修行も倍になったかもしれません...(笑)

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