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施設長・課長日記
『2023年度の新卒採用活動が本格化します』 (法人事務局・湘南だいち・湘南ジョイフル / 課長 宗像喜孝)
2023年卒の学生を対象とした採用活動の広報解禁日である3月1日を過ぎ、藤沢育成会も他社に遅れることなく、採用活動を本格的にスタートさせました。実際には、採用につながる取り組みは、昨年の6月から開始したインターシップの申込みからすでに始まっており、足掛け半年以上になります。今から取り組みの成果がどのようになるのか楽しみでなりません。
今年度は昨年度用にコロナ禍の中、感染症予防対策の観点から、一般企業を中心に、他社はオンラインを活用した採用活動を行うところが目立ちました。藤沢育成会も昨年からオンラインのコンテンツを充実し、オンライン上で会社説明や障害特性に関する演習等を行ってきましたが、やはり学生のニーズは、福祉の仕事の特性もあり、実際の職場で、対面で実習をすることにあるのではないかと法人採用担当の担当者間で話し合いを行い、法人本部とリスクを協議しつつ、学生に2週間の健康観察と行動履歴の提出、その他厚労省のガイドラインを参考に実習の実施条件等を確認することを条件に、対面でのインターンシップを実施してきました。
結果として、多くの法人や企業が対面でのインターンシップを敬遠する中、当社比として昨年よりも倍以上の約70回以上の学生からのエントリーがあり、40日以上のインターンシップの実習を実施することが出来ました。採用活動の広報解禁日前に、学生といかに接点を持ち、法人に興味を持ってもらうかはとても大事なことです。このことが影響してか、すでに3月から始まった採用説明会では、インターンシップ実習を終えた学生が10名以上エントリーを行い、すでに説明会に来てくれた学生も数名います。
今や深刻な人材不足がどの業界でも叫ばれている時代であり、将来有望な学生が一人でも多く入社してもらうことが、法人の今後の発展に大きく影響を及ぼすことは間違いありません。例年、7月までに約全体の7割以上の学生が内定を受け、就職活動を終えると言われています。是非、これからの数か月、法人職員全員が法人の採用活動に注視してもらい、一体となって優秀な人材の確保に努めていければと考えていますので、ご協力よろしくお願いします。
(写真)中途採用者向けの説明会の一場面です。当社は、新卒者だけでなく、中途採用にも力を入れています!!
声を掛けること・掛けてもらえること(湘南セシリア / 課長 小野田智司)
少し前のことだが、テレビのバラエティ番組で
私としては驚くシーンがあった
それは寝転んでいる芸人さんの体の上を
別の芸人さんが自転車に乗り走行する
というものであった
バラエティ番組の中の複数の人たちは
一様に笑っていた
私は小学生の子どもと
一緒に視聴しており思わず
「これは無理だ。今日はもうチャンネル替えるね」と
声をかけ違うテレビ番組をみることにした。
翌日、子どもと昨晩のことを振り返ると
子どもなりに考えていたようで、
「あれは危ないよね」と言葉があり、
ほっとしたことを覚えている。
しかし笑いのためであったとして
怪我の恐れが高いことの
想像が容易い中で
その部分を放送したことに疑問を持った
集団心理からくるものなのか
忖度しているものなのか
だれか「危ない‼」と言えなかったのか
だれか「笑えない...」と言わなかったのか
現代はSNSを多くの人が活用しており
その時少し検索すると、
私と同じような感情を持っている人が少なからずいて、
そして、テレビ番組を支持する人も一定程度いた
でもそれは外野の声に過ぎない
バラエティ番組の中では
楽しく笑いが起きたシーンでしかない...
福祉施設で働いいていると
いろいろな価値観を持つ職員たちと仕事をする
大概「こうしたいなぁ」「こうだとこうなるかもね」など
前向きの話が多いが、時に意見が食い違い、
一定の答えをだすことに苦労する事もある。
でも気づいた意見を言えない
職員集団にはしたくないと考える
時に人は意図せずとも
良くないことをしていることがあると思う
そんなときはその気づきはきちんと
共有してきたい
共有してもらいたい
今年度はじめ、異動してきた職員に
私自身の言葉遣いについて意見をもらった
その瞬間は、負の感情が芽生えたが
すぐにうれしい気持ちにもなった
伝え方に工夫は必要だと思うが
声を掛けること
声を掛けてもらえること
それが当然のようにできる人で
ありたいと思う
2022年4月より相談支援プラザに異動になります。
相談の場にいる方が、ここに相談しようと決めて
行動に移すまでの想いをしっかりと受け止められるよう
これからも職員間、地域の方々と
声を掛け合っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
■表紙の写真: 湘南セシリア外観
「元氣一番」 ( よし介工芸館・アートスペースわかくさ / 課長 儀保 治男 )
みなさんは、「げんき」という漢字を書くとき、「元気」と書きますか?
私は、「元氣」という書き方が好きです。以前の職場で、スクリーン印刷の作業を行っていたころ、「元氣一番」とTシャツの背中に印刷をしてほしいと依頼を受けたことがありました。依頼者に「元気の『き』はこの漢字でいいのですか?」と聞くと、「はい。それで良いんです。この『氣』は、中に米が書かれていて力が八方に広がる意味を表しているのです。一方、中に〆と書かれている『気』は、力が抑え込まれている感じがするのでこの『氣』でいいのです。」という話を聞き、それ以来、私の大事にしている言葉に「元氣一番」という言葉を追加しました。
みなさんの元氣の源は何でしょうか?普段の生活の中や自身の心の中に様々な「支え」があるかと思います。その「支え」が元氣の源となり、自分自身、また周囲を元氣にしてくれます。
心と体を整えてくれることば、『元氣一番』!!
「波多江式インディアン的福祉論!? ⑱」 ( サービスセンターぱる ・ 湘南ゆうき村 / 副施設長 波多江 努 )
作者不詳のインディアンの言葉に「信じることが価値を生む。価値は考えを生む。考えは心の反応を生む。心の反応は態度を生む。態度は行動を生む。」というものがあるそうです。
それぞれの言葉に関連性を感じ、矛盾の無さに優雅さを覚えます。
私たちが実践する支援は、「利用者を信じること」から始まります。
信じることは、「利用者への敬愛」という価値観につながります。
敬愛は「働くモチベーション」となります。
モチベーションは「支援者の日々の姿勢」となります。
姿勢は「具体的な支援やかかわり」となります。
簡単なことではないですが、この積み重ねが利用者の権利擁護やインクルージョンふじさわに発展していくのだと信じています。
雑誌の写真を参考にカチナ(インディアンのこけし⁉)を作ってみました
「開設から半年を迎えて」 ( 湘南ゆうき村・湘南だいち・湘南ジョイフル / 施設長 三嶌 悟 )
10月に湘南ジョイフルが開設して、早や半年が経過しようとしています。
「野菜・運動・健康」をテーマに、「多様な人生のうれしい・たのしいが生まれる場所でありますように」と、思いを込めて「湘南ジョイフル」はスタートしました。
開設当初は数人でのオープンから、徐々に利用者さんも増えています。活動に関しても、備品が並ぶオフィスだったのが、今では壁面や玄関にも、季節に応じた装飾を施して華やかになっています。農作業でも、最初はどこに行けばよいのやらから、今では作業内容を聞くだけでその場所に赴き、収穫や土壌整備等の数種類の作業工程が確立しています。2022年1月からは、毎週水曜日に「あゔにーる」のパン販売の開始や、4月以降には待望の「野菜自販機」を導入して、収穫から販売まで実施していきます。開設準備から携わり、ここまでやってきた実感と愛着が深まっています。
これからますます、「うれしさやたのしさ」が増していく湘南ジョイフルです。
見学も随時可能ですので、お気軽にお立ち寄り下さい。
「小人の靴屋」 (サービスセンターぱる / 所長・事務局長 石川 歩 )
オミクロン株の流行が収まりません。法人内でも多くの事業所がクラスターとなり、利用者、ご家族のみなさま、関係者の方々にご心配をおかけしております。可能な限り感染拡大を防ぎ、一日でも早く終息を迎えられるよう、事業所間でも連携を図りながら努力してまいりたく存じます。
さて、話は変わりますが、今年度藤沢育成会事務局では、パソコン操作に明るい職員が中心となり、試行的にRPAの導入を行っています。
RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略になります。人の手で行っていた業務や工程について、ロボットに業務をやってもらうことをいいます。まるでグリム兄弟の童話にある「小人の靴屋」が実現したかのような技術です。
現在、会計業務の一部をこのRPAを活用して自動化しています。まだまだ試行段階ではありますが、実際に自動で動いているパソコン画面を見ていると、感心すると同時にいつかコンピューターに仕事を取られてしまうのではという焦りを覚えます。
実際に使ってみた感覚では、RPAはデータを別のシートに書き写したり、単純な作業を繰り返したりするのが得意なようです。反対にパターンや条件付けが複雑で変化するものはまだまだ人間の手が必要に感じます。
上手く最新技術を生かしつつ、職員の働き方改革に繋げていき、結果として支援の充実に繋げていきたいと考えています。
写真は文章とは全く関連がありませんが、2022年2月22日は鎌倉時代以来800年ぶりに2が6つも付く日、とのことで今までも時々登場している我が家のネコの写真になります。