日記

施設長・課長日記

~「冬囲い」と「雪囲い」~ (相談支援プラザ 課長 一戸香織)

相談支援プラザ

 2月5日藤沢にも雪が降りました。

この地域にしては久しぶりの積雪に大騒ぎとなりました。

 私の故郷や雪国では、本格的な冬がおとずれる少し前に「冬囲い」という作業をおこないます。

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積もった雪の重さで木の枝が折れるのを防ぐ目的で、竹や木材を縄でしばりながら庭木を囲む作業です。それ以外にも寒さに弱い樹木の防寒対策も兼ねています。

「兼六園の雪吊り」のように降雪対策と冬場の庭全体の景観対策が冬の風物詩となっているものもあります。

「雪囲い」という言葉もあります。

豪雪地帯で冬の間、家屋などの建物を囲うことを言います。

目的として積雪の重みで家屋が破壊されるのを防いだり、軒下を歩いている人いたり、玄関先にとどまっている人の上に直接落ちることを防ぎます。

 私が育った地域では電信柱の高さに達するような積雪が降ることもあり、ひっかかりそうな高さにある電線につまずかないようロープが張られているので、気をつけながら電信柱の上に座った記憶がよみがえりました。

大きな雪だるまを作ったこと

スキー場で遊んだこと

温泉に浸かったこと

空気が澄んでいる夜に大量の星を見て知っている星座をさがしたこと

手袋に付いた神秘的な雪の結晶を不思議に感じたこと

除雪された雪で数メートルにもなる雪の壁が続く道、

1メートル以上にもなる氷柱を横に見ながら

何段もの雪の階段を昇りながら家に入ったこと

   

もう春はすぐそこに近づいています。 また新年度が始まります。

バスタオル(相談支援プラザ 所長 小野田智司)

相談支援プラザ

漫画「あたしンち」にバスタオルの使い方の回があります。

職場でそんな話をしていると

バスタオルの使い方で一盛り上がりしました。

1人1枚 毎回洗濯

2人で1枚 毎回洗濯

1人1枚だけど2回使って洗濯

バスタオルをそもそも使わない!!

中には、バスタオルを縦に半分にカットし使っている

なんて人もいました。

いろいろな人がいるんですね。

漫画「あたしンち」を読んだときに

我が家とは全く違う光景が

当たり前の日常として描かれており

驚いたことを今でも覚えています。

でも「そんなもんだなぁ」と思うことなんです。

お風呂あがりに体を拭くことができればいいんですから。

お風呂の入る時間も

夕食前

夕食後

はたまた起床時

など人それぞれ。

目玉焼きに

醤油

ソース

ケチャップ

なども人それぞれ。

そんな一人一人の人それぞれを

みんながなんとなく受け止めて

自分のやりかたもなんとなく受け止めてもらっている

「そんなもんだなぁ」がたくさんあると思います。

結果、笑顔の多い日常生活を送ることができることが

何よりうれしいですよね。

福祉の仕事は出会う方の日常生活に触れることが

多くあります。

時にあれ?大丈夫かなぁ?と

私の感覚で思うこともありますが

笑顔で日常生活を送っている様子をみると

「そんなもんだなぁ」と思います。

皆さんもぜひこの日記を機に

まずはバスタオルの使い方について

周りの人やご家族と話をしてみて

「そんなもんだなぁ」と言い合ってみてください。

■表紙の写真

17()チャリティーコンサートを行いました

多くの方にご来場いただき誠にありがとうございます。

たくさんの笑顔の連鎖がありました。

うれしい1日をありがとうございました。

職員の役割として(よし介工芸館、アートスペースわかくさ、法人事務局 課長 石田友基)

よし介工芸館
アートスペースわかくさ

スタッフ日記にも記載しましたが、11月によし介工芸館、アートスペースわかくさを利用していた、利用者さんがご逝去され、1月にそのお別れ会を行いました。

利用者さんに仲間のお別れを説明し、みんなで献花台に花を手向けました。

利用者さんの中には、今日の活動がいつもと違うことの理解が難しかった方もいたでしょう。ですが、そんな方でも、他の方の雰囲気を感じたのか、列に並び、花を手向け、手を合わせていました。

利用者さんに社会性を伝えることは職員の役割の一つです。

日々の活動の中で社会性を伝えることも大事ですが、非日常(お別れ会に限らず、地域のお祭りや季節行事など)の中でこそ、伝えられることやいつもと違う利用者さんの姿を見ることが出来ると改めて感じることが出来ました。

このような悲しい出来事は、できることならない方がいいですが、今回お別れ会を行い、利用者さんの姿を見て、とても大切な時間をいただけたように感じました。

写真は、外でお散歩したうちのウサギです。

いつもはビビり、あまり活発には動かないのですが、この日は珍しくテンションが高く、芝生の上を飛び跳ねていました。

「杜の都」に思いを馳せて(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 施設長 伏見康一)

よし介工芸館
アートスペースわかくさ

 父が他界して早1年が経とうとしている。生前の時よりずっと多くの時間を父のことに費やし、考えた月日であった。併せて未経験だった各種手続き・段取りも専門家の方々のおかげもあり勉強させて頂いた。この機においても父への感謝の念に堪えない。

 父の故郷は仙台。私たちこどもが幼い頃には帰省していたが、もう何十年も家族揃って仙台には行っていない。欲を言えばもう一度、父と仙台に行きたかった。一緒に駅弁と缶ビールと車窓を楽しみたかった、七夕に行きたかった、ずんだ餅や鰻を食べたかった。

 父はもう両親と再開して存分に思い出話を楽しんでいるのかもしれない。思い返すと、父から両親や兄弟の湿っぽい話は聞いたことがなかった。若くして家族と離れて暮らすことを選んだ父、深い思いを胸に秘め、飄々としていたに違いない。

 今一度、家族と過ごす大切さを痛感している。生涯、教職者として生きた父から最後に教わった者としてその生き様、佇まいを忘れないようにしていきたいと思っている。いつか胸を張って報告できるように日々精進したい。

トップ画像は城ケ島、ここも思い入れのある場所です。

法人防災訓練の日(湘南あおぞら・アポロ 課長 高橋羽苗)

アポロ
湘南あおぞら

年初の震災や事故で被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

117日(水)に法人全体での防災訓練を行いました。法人全体での防災訓練は、今回で6回目となります。これまでは各事業所に分かれての訓練となるため、地震を想定した訓練を行い、MCA無線や災害伝言板を使用した報告訓練をメインに行ってきました。

今年度は、火災を想定して「指定緊急避難場所」への避難を行いました。

会議の中で「指定緊急避難場所」の場所とルートを確認。そのうえで、ハザードマップを見比べて避難ルートが適切かの確認を行いました。地図でも確認を行っていましたが、それでも当日歩き出すと、「あれ?この道で合ってる...?」と不安になり、改めて訓練の必要性を感じました。

令和3年度の障害福祉サービス等報酬改定によって、令和6年度から事業継続計画(BCP)の策定が義務づけられており、現在内容の見直しを行っています。そのひとつ、防災備蓄品の確認も毎年この時期の防災訓練として行っています。

事業継続計画を整理しながら検討すると、物品もあらゆるものに想定がおよび、まだまだ整備を進めていく必要性を感じ、意見交換を行っています。

防災訓練の振り返りをもとに情報交換や共有を行いながら利用者・職員が一緒に考えて行動できるよう、継続していきたいと思います。

『村岡地区 新年賀詞交換会に参加して』 (湘南あおぞら・アポロ 施設長/宗像 喜孝)

アポロ
湘南あおぞら

 2024年を迎えました。本年もどうぞよろしくお願い致します。元日には、最大震度7を記録した能登半島地震が起こり、2日には、羽田空港内で日航機が炎上する大事故が起こりました。今でも、それぞれの報道を耳にするたびに心がざわざわします。震災や事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、今もなお、被災地で避難生活等を送られているそのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 さて、新年を迎え、2024年1月6日(土)に村岡公民館で行われた賀詞交換会に参加してきました。長らく新型コロナウイルス感染拡大以降中止されており、3年ぶりの対面で、かつ飲食を伴う賀詞交換会ということもあって、参加された100名前後の方々が終始にぎやかに過ごされていました。

 会の冒頭での藤沢市長や自治町内会連合会会長の挨拶の中で、今年以降の村岡地区の様々な取り組みについての話がありました。数あったお話の中で、

  • 2025年度内の建て替えを予定している村岡公民館の再整備についての話
  • 2032年開業予定の東海道本線「村岡新駅」を核とした新しいまちづくりについての話
  • 2024年の1月から本格活動が開始される湘南アイパークに開設された横浜国大のキャンパスについての話(健康長寿社会の実現へ向けたヘルスケア分野の教育研究拠点)

の3つ話が特に印象に残りました。明るい話題に乏しいと感じる昨今の中で、どの話も活気があり、今後の村岡地域の発展にとって明るい材料だと認識しました。ひとつひとつの話の中身を勉強し、どう湘南あおぞらとして関わりを持てるのか、ぜひ検討をしていきたいです。

 2024年も湘南あおぞらは、地域に根差した施設運営を継続していきたいと思います。

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湘南あおぞらの再整備も順調に進捗中。