日記

施設長・課長日記

『いろいろ』(黒崎ホーム/湘南ジョイフル 大澤 健二)

 11日、12日にありました災害・事故に遭われたかた、その方々の関係者様へ、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 法人のホームページに挙げる日記に、何を記そうかと色々考えました。んー。このタイミングは難しい。

 という事で、まずは私の学のない一面で皆様に苦笑してもらおうと考えました。

 全て小学生の頃の事なので、今はそんな事は「安心して下さい!知ってますから!」。

  • 成人式 ⇒ 星人式?火星人とか土星人とかの式かなぁ?
  • 台風一過 ⇒ 台風の家族? 年の初めの台風が父さんかな?
  • 台風のたまご ⇒ 台風は卵を産むの?卵から生まれるの?
  • 東名高速 ⇒ 透明高速?何も見えないの?地図に載ってないからなの?
  • 波浪警報 ⇒ ハロー警報?なんだそれは?
  • (水戸)黄門さま ⇒ ・・・!

 きっとまだまだあったのでしょうが、行数が増えるだけなのでここまで。

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 さて、いま私が多くの時間を共有している人は障がいのある方。そして、法人が運営する事業では、生活支援をベースとしたグループホームを担当させていただいている。

 生活は勿論、人生の「これまで」と「これから」をつないでいく役割と、生きる事を脅かされず、人の中で人として生きる時間が当たり前として有り続けられるよう支える仕事だと思う。

 幼いころからを振り返ると様々な事があり、たくさんの人や環境の中で今に至る。私の人格や感性は、それらに多くの影響をもらった。

 「福祉」と言われる分野で働くきっかけとなった入口は児童福祉分野ではあったが、きっと共通する処は「人として虐げられやすい」立場なのであろう。

 障がいがあろうがなかろうが、人に宿る命に差別は有ってならない。そんな思いは年を重ねるごとに強みを増している。

 さて、今日は、、、明日は、、、今月は、、、今年は何がやれるかな。

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追伸 新年を迎え2週間になりましたが、皆さまにとっても良い年でありますよう。

波多江式インディアン的福祉論㉔

 インディアンのすべての部族共通する「男女は平等だが、その力と責任は異なる」という考え方があるようです。

 この格言の「男女」を「利用者と職員」に置き換え、さらに「力と責任」に「役割」を付け加えてみると、見えてくるものが変わってくる。

「利用者と職員は平等だが、その力と責任、役割は異なる」となると、私たちは利用者を支援するだけではなく、利用者とともに何かを作っているのではないだろうか。と思ってしまう。

 それが、ステキな作業品なのか、幸福感なのか、多様性を理解しあえる社会や暮らしやすい地域なのか。

きっと答えは1つではないのであろう。

 より良く暮らしていただくために私たちの支援があることは言うまでもない。

利用者と職員が平等であることを前提に考えた場合、私たちは何を目指しているのであろうか。

 今の私には、心からそう思える答えはまだ見えていない。

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雑貨屋で購入したトートバックに革を付け、ロゴマークをあしらってみました(笑)

アンコンシャス・バイアス(湘南あおぞら・法人事務局 佐藤和美)

法人事務局
湘南あおぞら

 息子が「効率的なカレーライスの作り方」という授業があったそう。"効率的"とは、今どきだなぁと思いながら聞いていると、「オレが、米を研いで、カレーを作って、ご飯を炊くって答えたら、みんなに笑われたよ。」とニヤリ。学校では、始めにご飯のスイッチを入れてから、カレーを作ると、ご飯が炊きあがるまでの間にカレーが作れるから効率的なつくり方の正解だそう。

 なるほど!我が家では、ご飯はガスコンロで炊くので、カレーを煮こむ時間にご飯を炊くのは、効率的!(ご飯は20分程度で炊けちゃうのです。)「まぁ、他の人に言ってもわかってもらえないから。」と、自分の答えに説明は加えなかったようでした。

 アンコンシャス・バイアスとは、日本語では「無意識の偏見」「無意識の思い込み」等と訳され、ダイバーシティやインクルージョンを実現していく上で取り組んでいく課題です。普段の生活の中で、無意識のうちに自分の基準で人の話を聞いていたり、思い込みや偏見を持たずに、判断していないかと思わされたエピソードでした。

 ガスコンロでご飯を炊くのは、早いし、おいしいしおすすめです!
特に炊き立てご飯は、格別です。みなさんも、思い込みにとらわれず、ぜひ試してみてください。

 写真は、大規模修繕真っ最中の湘南あおぞらです。毎日、工事の大きな音が響き渡り、会話もままならない中、利用者さんも職員もがんばって過ごしています。3月には、工事も完了するようです。4月には、湘南あおぞらが生まれ変わる準備中です。ご期待ください。

「趣味から学ぶ~映画鑑賞~」(サービスセンターぱる 飯原佑)

サービスセンターぱる

映画を観る機会はありますか?

最近では、テレビやネットでも観る機会が増え、映画館に行かなくても観ることができるようになってきました。

私自身、あまり多くの映画を観ることはないのですが、ハリーポッターシリーズは映画化前から小説を読んでいたこともあり、すべて観ています。

どのシリーズも個人的な感想としては小説の再現度も高く、楽しめる映画ですが、それだけではなく、感じることも多くあります。

特に、ダンブルドア校長(作中で、魔法学校の校長先生)の台詞には、響いてくるものがありました。

その中でも印象に残っている台詞が

「わしの率直な意見じゃが、言葉というのは尽きることのない魔法の源じゃ。人を傷つけもすれば癒やしもする力がある。」

光を灯す魔法や人を守る魔法...色々な魔法が飛び交う世界観での台詞で「言葉」を魔法の源としたこと。

その「言葉」が良くも悪くも影響する力があると語られたこと。

私たちは、ツールと合わせて言葉を使う仕事です。

その言葉が、人を癒すこともできる力を持っていて、魔法のようなものだと思うと、可能性が広がっていくのではないでしょうか。

私は「言葉は魔法」と思って、皆さんと話していきたいと思います♪

※写真は、久々に参加した草野球練習会のグラウンドです。初対面の方も多い中、挨拶含めて「言葉」を大切にしたコミュニケーションがありました。

2024年に向けて(法人事務局・サービスセンターぱる 石川歩)

サービスセンターぱる
法人事務局

今年も残りわずかとなりました。年始にこの場で「今年は私生活で新しいことに挑戦し、何か新しく熱中出来ることを見つけようと思います」と宣言したのですが、具体的なことは実現できないまま年末を迎えてしまいました。反省しつつ、来年こそはと決意を新たにしております。

以前から個人的な目標として「人生のうちで国内すべの都道府県に行ってみたい」と思っております。まだ行ったことがない都道府県が17ほどあるので、1カ所でも行く機会が作れたらと考えております。

今年度はアフターコロナの動きが加速し、コロナという言葉を意識しない日が増えつつあります。藤沢育成会でも、各事業所のお祭りの復活や地域の行事への参加、事業所見学インクルツアーの実施など、対外的なの活動が徐々に再開されつつあります。

1118日のいんくるフェスティバルでは、入所施設の利用者さんをはじめ多くの方が会場の秋葉台公園に来場され、ミニ江ノ電やステージでの音楽・踊り、キッチンカーでの買い物、輪投げ・まと当てなどを楽しまれていました。

年明け2月には後援会いずみ主催のチャリティーコンサートも予定されておりますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

※写真は我が家で飼っている元野良猫です。とても臆病な猫で、3年目にしてやっと触ることができるようになりました。

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217日の後援会いずみチャリティーコンサートのポスターです。お問い合わせは湘南だいち(0466-90-5777)またはお近くの事業所までご連絡下さい。

「旅の一コマ」(湘南セシリア・みらい社 鈴木保志)

みらい社
湘南セシリア

 先日、千葉県の香取市佐原の街並みを観に、一人で出かけた。出発前日まで行き先をどうしようかと悩んでいたため、何となくカーナビに住所を入れ、何となくの情報のみで現地に向かう。当日の午前中は健康診断で、バリウムと下剤を飲んでからの出発の為、キリキリと腹痛を伴いながらのドライブである。距離も手ごろなので、千葉に入ると高速道路から一般道に乗り換え、知らない土地をキョロキョロとしながら走行する。街と自然が交互に移ろう景観に、喜びを感じられることも旅の醍醐味だと思う。道中、利根川を左手に、右手には稲刈りを終えた田が広がり、後にネットで調べると千葉は全国でも有数の米所であることを知る。夕方、目的地に到着するとホテルに荷を置き、観光の下見と居酒屋探訪をする。

 燗酒をのみながらボーっとテレビを見ていると、今回の旅に彩りを添えてくれるおじいちゃんが登場する。女性と2名で入店した男性(高齢)が、目の前の席に座るとすぐに何やらやり取りをしているが、どうやら「明日は飲まないから、今日飲みたい。」と女性にお願いをしているようだ。そのやり取りと2人の雰囲気から、高齢者施設の利用者と職員で、女性の貫禄からおそらくは施設長であると想像できる。「明日は明日で飲みたくなるでしょ・・。」と言っているそばから「ビール一本!」と男性が注文し、テーブルに置かれたビールをグラスに注ぐや否や、その勢いのまま飲み干す。顔は満面で、あまりにも美味しそうに飲む姿に私も思わず笑ってしまう。女性はというとスマホを片手に「人がいないのよ、超勤でやってるよ・・」とその後も電話の相手にあれこれと指示を出している。他人ごとではない・・と思いながらその様子を眺めていると、男性がすかさず「もう一本!」と注文を入れる。こうなると心の中では「飲んじゃえ飲んじゃえ!」と事情も知らず応援したくなる。あの笑顔と飲みっぷりから、我慢からの解放が伺える。私もその表情にとても良い気分で店を後にしつつ、週一の休肝日翌日は、頑張った感をかみしめる自身と重ねる。

 さて、佐原はというと漂う水面に沿って建ち並ぶ街並み、こうべを垂れる柳、遠方というひいき目が相まり何とも趣があるように感じる。

バリウムと今朝の下剤に、キリキリと腹痛を伴う帰路となったが、一人を堪能した良い旅となった。