日記
みらい社の施設長・課長日記
「春を愛でておこう」(みらい社・湘南ジョイフル 課長 石川大助)
今年度も引き続き、みらい社と湘南ジョイフルの課長として配属になりました。
どうぞよろしくお願いします。
昨今は異常気象が続いている。
夏の猛暑で暑さがしんどく、やっと涼しくなってきたと思ったらもう冬?秋ってあった?
暑いと思ったら急に気温が下がり寒くなったり、、、いったい今の季節は?と気温の変化に体がついていかない。
しかし、異常気象よって影響を受けているのは人間や動物だけではないようだ。
先日、温暖化で桜の満開が遅くなっているというニ ュースを目にした。暖かいと早まるのでは?と単純に思って見ていたが、そんなことではない話だった。
桜の開花には3〜10℃前後の低温が必要になるようだ。桜は、春の開花シーズンを終えると「休眠状態」になるが、冬の寒さ3~10℃前後の低温を感じることによって花芽の"目覚めスイッチ"が入り、開花に向けて成長が進んでいくそうだ。このことを「休眠打破」と言うらしく、暖かさが長引くことによって、この休眠打破に必要な冬の寒さ感じる期間が足りず"目覚めスイッチ"が入りづらく開花時期が遅くなるという事のようだ。寒いのが苦手で、寒くなると"億劫スイッチ"が入る私には、冬が暖かいのは嬉しいのだが、桜の開花が遅れるのは少し心配になる話だ。でも、咲かないわけでないよな?と思っていたら、ちょぼちょぼと咲き続けて時期を終えて休眠状態に入る"満開に咲かない桜"もすでに観測されているらしい!あと何十年かしたら満開の桜が散っていく"桜吹雪"に物足りなさを感じる可能性があるなんて、先の話だが残念に思ってしまう、、、。しかし、桜のニュースには、外国人観光客がまだ一分咲きの桜で残念がっている映像が映っていたが、日本の桜を目当てに来日してくれていることに嬉しさを感じた。
四季のある日本だが、これまでとは違った四季が来ているようなので、今のうちに目の前の春を愛でておこう、、、。
写真は、みらい社近隣にある桜の切り株に生えた小枝の桜です。
波多江式インディアン的福祉論㉘(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 波多江努)
4月より、湘南セシリア、みらい社、湘南ジョイフルの施設長となりました。
よろしくお願いいたします。
新年度に伴い、今年の抱負とも思いましたが、
今回もあえて、いつものごとくインディアンの言葉をご紹介いたします。
「土地は先祖からの授かりものではなく、子どもたちからの預かりもの。」
「どんなことも7世代先まで考えて決めなければならない。」
部族不明の2つの言葉です。
「土地」を「福祉(施策、諸計画、施設建物など)」と置き換えてみたり
「子ども」だけでなく、「利用者・家族、障害のある人」を加えてみたら、受け止め方はかなり広がってくる。
また、1世代を30年と捉えると約200年先。
具体的に200年としなくとも
5年・10年先や将来と捉えたとしても
今だけでなく、この先の福祉のあり方がどうあるべきなのか。
これまでの過去に敬意を払いつつ、未来を作っていかなければならないのだろうと思う。
残念ながら今の自分には、そんな難しいことはできない。
精一杯頑張りながらできそうなことは
いつまでたっても変わらない「普遍的な価値観」を見つけること。
自分が新人だった頃、先輩・上司から何を学び
一人前になってから大切にしてきたことは何なのか
上司となった今、何を託したいのか
何十年もかけながら自分たちは誰に何を伝えようとしているのだろうか。
技術や知識だけではない、今、この日記では言葉にはしきれない「大切な何か」があるような気がしている。
「(将来の夢)インディアンになる」にはもっと修業が必要ですね...。
我が家に飾ってある覆面レスラーキーホルダー。
難しいことを考えると、モノづくりがしたくなります笑。
「そういえば、、、」ふと思った事 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)
最近、家に辞書がないことに気づいた。
いつまで在ったのか、思い出せない、、、。
思い出せないが、スマホやパソコンがあれば事が済んでしまうので、使わなくなったから?もっと前なのか?
昔は、分からない言葉を調べるのに、分厚い辞書を取り出してはぺらぺらとめくって調べていた。また、自分の目的に合わせて国語辞書、和英・英和辞書など何冊かもっていた。調べ始めその言葉を見つけると、あったあった!と嬉しくなり、もっと早く引けるようになりたいと子供のころに思ったのを覚えている。半面、目的の言葉にたどり着くまでに、いくつもの目的以外の言葉が視界に入り、なるほど、、、と目的から外れて別な言葉を調べ始めたりしてより時間を費やすことになったことも。辞書独特の紙の質感やめくる音も妙に好きだった。
今は、インターネットですぐに調べられ時間も手間もかからない便利さがあり、私もすっかり「調べる=インターネット」の思考になっている。コピーペーストや音声でも調べられたりする手軽さもあり、読めない言葉もコピーペーストで検索ができて何冊も辞書を持ち運ぶこともない。
今やインターネットが使えなくなったらと考えると困ってしまうほど当たり前なものとなっている。デジタルなものは何かと便利だが、アナログ感覚も大事にしながら、時にはデジタルデトックスを取り入れて、心身のケアやストレスを軽減してデジタルに馴染んでいこうと思う。
※写真はみらい社の2階から撮影した富士山
「15年②」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)
寒さも厳しく、春が待ち遠しいこの頃です。
以前、2024年7月の施設長日記で、私は藤沢育成会に入職して15年経過したことをお伝えしました。15年の間、私のビジネスパートナーとして活躍してくれた物にも、年末年始で区切りをつけることにしました。
それは「靴」(画像参照)です。藤沢育成会への入職にあたり、奮発して購入した記憶が残っています。当時は、形状や色も珍しく何店舗か巡っても在庫がない代物で、最終的にインターネットで購入しました。
思い出の靴は、法人全体研修の時に本格デビューをさせましたが、予想以上に靴が馴染まなく、途中で靴擦れを起こし、痛い中突然のゲリラ雷雨にも見舞われました。不運なことに、水たまりを何度も歩いたせいか、一部分が色落ちしてしまい、ショックを受けました。もう履けないなとも思いましたが、当時の波多江所長に、「この靴の色合いとてもよいですね」と言われたことが嬉しく、履き続けることにしました。
それから15年、苦楽を共にしてきた靴は絶妙な味わいを出していますが、もう卒業です。靴にも、ちょっとした一言を伝えてくれた波多江所長にも感謝です。
写真は15年ものの靴です(汚れや履き崩し感は味わいと捉えて下さい)
「ススキ草原」 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)
つい最近まで季節外れの夏日もあったかと思いきや、すっかり朝晩の気温が下がり寒くなってきた。これが、この時期の正常なのだが今年は異常過ぎだ。
先日、季節を感じたく箱根の仙石原にあるススキ草原に足を運んでみたが、同じことを考える人達も多く一本道で列をなす場面もあった。若干まだ、ススキの穂も開ききっていなかったが、広い空の奥の山々へつながるようなススキ草原は写真を撮りたくなる景色だ。風になびくススキがなんとも気持ちを落ち着かせてくれる。
何気なく仙石原のススキ草原と検索してみると、ただ放置してススキが生えているわけではなく、毎年3月中旬に「野焼き(山焼き)」を行い、草原に生えたススキ以外の樹木が伸びて雑木林になるのを防でいる事で景観が保たれている事がわかった!これまで見頃に足を運んでススキを愛でて団子を食べるだけだったが、地域の方々の苦労があってのこの景観なのだという事を知ると感謝だ。今度、あの辺り一面が焼かれる様子を生で見てみたいと思うばかりだ。
ススキ草原の中に立つと、コンクリートの建物はなく、アスファルトの地面でもなく、広い空と背の高く育ったススキだけが見える。耳を澄まさなくてもススキ擦れる音が聞こえ自然の中にいるのだと感じさせてくれる。普段どれだけ意図しない音が耳に入ってくるのかが分かる。
意図的に音の少ない場所にいくのも大事なことですね。
「いつかのためのいつもがある~ワンチームふじさわ~」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)
「いつかのためのいつもがある~ワンチームふじさわ~」、このフレーズは「いんくるフェスティバル2024」のテーマです。
今年は11月2日(土)10:30~14:30で、秋葉台公園並びによし介工芸館にて開催されます。
→※天候不良が予想されるため、今年度の開催は中止となりました。
昨年は、新型コロナウィルス感染症が5類へ変更になったことを踏まえて、皆さんに久しぶりのイベントを楽しんでもらうことがメインでした。今回は、利用者さんにも役割を担ってもらい、一緒にイベントを盛り上げてもらうことにもなっています。
普段からのやり取りや関わりを大事に、こうしたイベント等の機会に法人で一丸となって結束力を魅せられたらと思います。
2024年も「いんくるフェスティバル」を開催します。
皆さまのご来場をお待ちしております。