日記

相談支援プラザの施設長・課長日記

~学び舎~ (相談支援プラザ課長 一戸香織)

相談支援プラザ

先日帰省した時に、小学校の生徒数が30人くらいになっていることを聞きました。私が通った頃は、200人以上の生徒数でした。その頃から40年以上が経ち、ずいぶんと人数が少なくなったことに驚きました。

私の小学校の思い出に町内1周マラソン大会があります。

走ることが苦手な私に「学校に行く前に、朝一緒に走ろうよ」と声をかけてくれた友達がいました。

あまり乗り気でない私に、頻回に声をかけてくれて家に迎えにきてくれました。少しずつやる気がでてきて、最後になりたくない、途中棄権をしたくないと言う思いが出てきて、毎朝一緒に走るようになりました。

マラソン大会当日は、途中何度も歩きたいと思いましたが、一緒に練習してくれた友達に申し訳ない、走ることを止められないと思い頑張り完走しました。

一緒に練習してくれた友達は1位でしたが、私は後ろから数えて3位でした。

走り切ったこと、一緒に練習した友達が喜んでくれたことは今でも鮮明に覚えています。

すでに、中学校は2024年3月末に閉鎖され近隣の中学校と合併されました。高校も昨年分校になり閉校となりました。私の思い出がたくさん残されている学び舎です。

買い物をするにも、病院へ行くにも車がないと生活ができない私の故郷は、

これからも高齢化と過疎化が進んでしまいそうです。

笑顔の連鎖(相談支援プラザ・よし介工芸館・アートスペースわかくさ 小野田智司)

よし介工芸館
アートスペースわかくさ
相談支援プラザ

4月より、これまでの場に加え、

よし介工芸館・アートスペースわかくさにおいても

お仕事をしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

タイトルの「笑顔の連鎖」は

私が大事にしている言葉です。

そしてこの4月に

利用者の皆さん、ご家族の皆さん、

職員の皆さんにもお伝えした言葉です。

ふとした時の笑顔

イベント時の大きな笑顔

ご家族や友人といる時の和やかな笑顔

そんないろいろな笑顔が

日々の生活のなかで生まれ、

そして連鎖していきます。

そんなことがあふれる世界になるといいですね。

実は...「笑顔の連鎖」

2017年9月の課長日記にて書いていました。

7年経った今でも同じように大事にする言葉です。

みなさんにもきっと

同じように大事にしている言葉があるかと思います。

もしよろしければ、小野田に教えてください。

表紙の写真

友人の農園でつくる埼玉うまれの「あまりん」です。

近くを通る際はつい寄っています。

大きくて、あまくて美味しいですよ

2405 施設長日記 小野田【写真-01 最後】GW.gif

▲連休は足を延ばしてリフレッシュ!

8歳から91歳までの8名の日帰り旅行!

初夏?の季節を満喫しました。

~「冬囲い」と「雪囲い」~ (相談支援プラザ 課長 一戸香織)

相談支援プラザ

 2月5日藤沢にも雪が降りました。

この地域にしては久しぶりの積雪に大騒ぎとなりました。

 私の故郷や雪国では、本格的な冬がおとずれる少し前に「冬囲い」という作業をおこないます。

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積もった雪の重さで木の枝が折れるのを防ぐ目的で、竹や木材を縄でしばりながら庭木を囲む作業です。それ以外にも寒さに弱い樹木の防寒対策も兼ねています。

「兼六園の雪吊り」のように降雪対策と冬場の庭全体の景観対策が冬の風物詩となっているものもあります。

「雪囲い」という言葉もあります。

豪雪地帯で冬の間、家屋などの建物を囲うことを言います。

目的として積雪の重みで家屋が破壊されるのを防いだり、軒下を歩いている人いたり、玄関先にとどまっている人の上に直接落ちることを防ぎます。

 私が育った地域では電信柱の高さに達するような積雪が降ることもあり、ひっかかりそうな高さにある電線につまずかないようロープが張られているので、気をつけながら電信柱の上に座った記憶がよみがえりました。

大きな雪だるまを作ったこと

スキー場で遊んだこと

温泉に浸かったこと

空気が澄んでいる夜に大量の星を見て知っている星座をさがしたこと

手袋に付いた神秘的な雪の結晶を不思議に感じたこと

除雪された雪で数メートルにもなる雪の壁が続く道、

1メートル以上にもなる氷柱を横に見ながら

何段もの雪の階段を昇りながら家に入ったこと

   

もう春はすぐそこに近づいています。 また新年度が始まります。

バスタオル(相談支援プラザ 所長 小野田智司)

相談支援プラザ

漫画「あたしンち」にバスタオルの使い方の回があります。

職場でそんな話をしていると

バスタオルの使い方で一盛り上がりしました。

1人1枚 毎回洗濯

2人で1枚 毎回洗濯

1人1枚だけど2回使って洗濯

バスタオルをそもそも使わない!!

中には、バスタオルを縦に半分にカットし使っている

なんて人もいました。

いろいろな人がいるんですね。

漫画「あたしンち」を読んだときに

我が家とは全く違う光景が

当たり前の日常として描かれており

驚いたことを今でも覚えています。

でも「そんなもんだなぁ」と思うことなんです。

お風呂あがりに体を拭くことができればいいんですから。

お風呂の入る時間も

夕食前

夕食後

はたまた起床時

など人それぞれ。

目玉焼きに

醤油

ソース

ケチャップ

なども人それぞれ。

そんな一人一人の人それぞれを

みんながなんとなく受け止めて

自分のやりかたもなんとなく受け止めてもらっている

「そんなもんだなぁ」がたくさんあると思います。

結果、笑顔の多い日常生活を送ることができることが

何よりうれしいですよね。

福祉の仕事は出会う方の日常生活に触れることが

多くあります。

時にあれ?大丈夫かなぁ?と

私の感覚で思うこともありますが

笑顔で日常生活を送っている様子をみると

「そんなもんだなぁ」と思います。

皆さんもぜひこの日記を機に

まずはバスタオルの使い方について

周りの人やご家族と話をしてみて

「そんなもんだなぁ」と言い合ってみてください。

■表紙の写真

17()チャリティーコンサートを行いました

多くの方にご来場いただき誠にありがとうございます。

たくさんの笑顔の連鎖がありました。

うれしい1日をありがとうございました。

転校5回(相談支援プラザ 小野田智司)

相談支援プラザ

子どものころ、父の転勤に伴いよく引っ越しをしていました。

時期は8月。

小学校で4

中学校で1

5回転校しました。

8月の上旬に引っ越しが決まり

8月下旬に引っ越しです。

2年に1回は引っ越しでしたので

回を重ねるごとにさっさと段ボールに詰めて

引っ越し準備は完了です。

8月23日あたりの登校日で

転校することをクラスメイトに伝え

消しゴムとかを配ってお別れです。

9月1日転校先の学校に行き

新しいクラスメイトとの出会いです。

小学校も中学校も当時の9月はまだプールの授業があり

得意な水泳で自己アピール!

そうすればもうすっかり仲良しです。

(これは今も変わらないかな)

最近はこういった住まいが変わるような

転勤が減ったと聞いています

(藤沢育成会は藤沢市内に事業所があるので

概ね同じ住まいから出勤していますかね)

僕にとっては2年に1回の転校は当たり前で

住まいや日中の居場所がかわることに

抵抗がないどころか、わくわくする気持ちのほうが

勝っていたと思います。

障害のある方の生活も

住まいや日中活動の居場所が

数年ごとに変えたいと思っても良いのではと思います。

定員や送迎などいろいろと調整が必要なことも

多いのは事実ですが

そんなことを気軽に話せて

実現できるといいなぁと思います。

そのために、一つずつこれからも

取り組んでいきます。

さてさて1118()

秋葉台公園にて

いんくるフェスティバルが行われます!!

今年はミニ江ノ電が走るそうです。

大人も乗れるそうで、ひそかに楽しみにしています。

どうぞみなさまおさそいあわせのうえ

遊びに来てくださ~い☆

【いんくるフェスティバル2022ダイジェスト版】

↑去年のいんくるフェスの様子です

■表紙の写真:秋の空

今年は本当に暑かったですね。

この空にほっとしました。

〜駅弁〜  (相談支援プラザ/課長 一戸 香織)

相談支援プラザ

桃の香りが漂い、春の訪れを感じる季節になりました。
そしてこの季節は、卒業式、人事異動など生活に大きな変化が訪れる季節でもあります。

数十年前、私自身が故郷を離れたのもこの季節でした。

新幹線が通る前は上野駅から特急電車で4時間かけて帰省していました。
4
時間の乗車はお尻の痛さを感じるほどとても長い時間でした。
その長い時間の中で唯一の楽しみだったのは、途中で買う萩野屋の「峠の釜飯」でした。

「峠の釜めし」は益子焼の土釜を使い、出し汁で炊き上げたご飯の上に、鶏肉・ごぼう・椎茸・筍・うずらの玉子・栗・銀杏・グリーンピース・紅生姜の9種類のおかずがぎっしり詰まったお弁当でした。

紐をほどき、割り箸を手に蓋を開ける時は、わくわく感だけでなく、一人食べる寂しさ、様々な事への不安など色々な感情がこみ上げてきて味わったことを今でも覚えています。
新幹線が開通し、1時間半程で故郷に帰れる様になりなりましたが、最近では車で帰ることが多くなり、すっかり駅弁を食べる機会がなくなりました。

先日、「たまには峠の釜飯を食べながら一般道でゆっくり帰るのもいいね」と言う話で、一般道で帰ることにしました。

久しぶりに食べる『峠の釜飯』の味は変わらず、何十年も前の記憶が一気に甦り、車中もいつもと違う話題で盛り上がりました。

故郷で帰りを待っている父・母にも土産の「峠の釜めし」を買い、喜んでもらいました。

いつもと少し違うことをして、いつもと少し違う1日を過ごすことが、余裕なく過ごしている自分にとっては必要と感じた一日でした。

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食べ終えた容器の釜は植木鉢として活躍しています(写真)