日記

相談支援プラザの施設長・課長日記

「目標を掲げて」(相談支援プラザ/課長 梅田 忍)

相談支援プラザ

コロナウイルス感染拡大で激動の一年が終わり2021年新しい年を迎えました。

年末年始も感染者数が最多を更新する報道でウイルスの猛威は身近なところまで感じる中、例年にない冬期休暇を送ることになりました。

私自身の年末の楽しみは大晦日の格闘技イベントに出かけることでした。大晦日の日に格闘技イベントが始まったのは2000年から毎年興行があり、今までほぼ毎年欠かさず行っていましたが、さすがに今回は自粛し家でテレビでの観戦にしました。また正月も、例年は実家に挨拶に出かけたり、人が賑わう神社に初詣など出かけたりしていましたが今年は出かけたりせずに家でゆっくり過ごすことにしました。

そんな中で、健康のため、毎日欠かさず散歩に出かけることはしていました。きっかけは昨年、秋に受けた健康診断で血糖値の数値が悪く通院した結果11月に2型糖尿病と診断をうけ2週間の入院をすることになり、退院後から毎日欠かさず行うことになりました。

糖尿病を患ったことは、ショックでしたが食べることが好きで食事以外の間食も良くしていた自分の不摂生のせいでもあり、改めて健康の大切さを知るきっかけになりました。

まず、大きく変えたことは食事です。野菜多めのカロリーを制限した量とバランス良い食事を3食しっかり摂取することです。以前は朝食を摂らずに缶コーヒーしか飲んでいなかったのですが今は朝食もしっかり摂るようになりました。次に運動です。無理せず毎日行なえる散歩を毎日、最低1時間歩くことからはじめました。また、休日は毎食後、1時間歩くことを続けていてこの冬休み期間も1日2~3時間は歩きました。

入院当初の体重が7778gありました。自分の身長の理想体重は63kgと聞いたので無理だと思っていましたが半年かけて70kgをきる目標を設定しました。今までのような好きなものを食べることを制約したり、寒さが厳しい日も毎日散歩に出かけなければならないということがストレスになると思っていましたが今現在、69kgまで体重が落ち目標を2ヶ月で達成し身体もかなり楽になって健康的な日々を送れています。理想の体重はほど遠いですが目標をそこに設定し今後も続けて行きたいと思います。

また、仕事においても自分の役割を明確に理解し目標を決めて真摯に取り組み、日々振り返りながら目標達成できるようにしていきたいと思います。

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「心のだいちに思いを寄せて」  (相談支援プラザ 伏見 康一)

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遅ればせながら9月いっぱいで湘南だいち施設長の職を降任し、相談支援プラザ専任の配属となりました。湘南だいち就任中においてはご利用者様・ご家族様をはじめ、地域の方々や連携事業所様、委託業者様等関係各位、職員の皆様には大変お世話になりました。

 至らない点もあり、心中苦しい思いもありますが、今与えられている相談部署の任務を達成してこそ皆様への恩返しとなると考え、業務にあたっております。

 湘南だいちは法人の中で一番新しく、施設としての若さがあります。芽生えたこと、これから芽生えてくることなどたくさんの芽が育っていきます。そしてきっとその芽には思いという肥料が必要なのだと思います。

「心のだいち」にたくさんの芽が育まれるようにと、思いを寄せています。これからも共に歩み続けたいと思っています。

~俳句~(相談支援プラザ 課長 一戸 香織)

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先日、お孫さんが来所され「おじいちゃんから預かって来ました。俳句集を出したので読んで下さい」1冊の新しい本を手渡してくれました。

ご本人にお会いするといつも「俳句は限られた言葉で伝える、その難しさに引き込まれて数十年続けて来た。」俳句サークルで仲間と一緒に詠む楽しさを話して下さっていました。

「日々の出来事を直ぐには思い出せない事が多くなってきた。忘れない様にと思っていても中々思い出せない。いつも胸ポケットに小さなメモ帳を入れ、買い物や、病院の行き帰りなどの外出時に気になった事・その時の気持ち・見えた景色・感じたことを直ぐに書いて残している」と話されていました。

俳句には、五・七・五・の十七音の他に、句の中に季語をひとつ入れるという決まりがあります。掲載されている中で、どの句が好きかと伺うと、「本の最初に載せている句」との事でした。

『  野蕗摘む 峠越えれば 母の里  』

働きのため、家を出て、家に帰る路で思った気持ちを句にしたそうです。

最初にお会いした時に、藤沢から小田原まで「何時間も掛けて親の顔を見たさに、野を越えて歩いて行ってた頃が懐かしい、今は直ぐに電車や車で行けるが・・・。」故郷に思いを馳せながら、同郷の友人と心を弾ませ帰った事を話されていました。

この一句に込めた気持ちを思い、いくつになっても、何年経っても心寄せる故郷の場所があり、俳句に残したい思いがある事を知りました。

言葉に残す事は、感じた事を振り返り、考える時間を与えてくれると思います。言葉の持つ意味・音を大切にし、これからも様々な事に取り組んでいきたいと思います。

主夫業を通して(相談支援プラザ課長 梅田 忍)

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9月も中旬になリましたが残暑厳しい毎日ですが、日が落ちると秋らしい空気が感じられるようになりました。私が一番、好きな季節は夏ですがまもなく終わろうとしています。

 

梅雨入りした頃の少し前の話ですが、持病があった妻が入院することになりました。しばらくの間、私と高校3年生になる息子と二人での生活を初めて体験しました。

 まず、家事力は私自身、料理は好きでときどき台所に立つことはありましたが毎日、お弁当も含めると毎食になるので不安もありましたがやるしかない。また、息子も掃除、洗濯なども母親まかせで、できる事は食べたものの下膳くらいしかしていなかったのでどうなるかと思いながらも生活が始まりました。

 コロナ感染拡大防止もあるのと家計の支出も抑える為、外食は避け、出来るだけ自炊をすることを心掛けました。やって見ると食材を買いに行って献立を考え食事を作る、食材が全部使い切ることはないので、あまった食材に何を買い足して明日は何を作ることを考えることは大変でした。今まで当たり前のように家に帰ると出てきた食事を食べていましたが、自分がやることになってこの大変さと妻のありがたみをあらためて感じる日々でした。

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自分が作った食事の一例 おいしくいただきました。

 この期間、助かったのが入院前に教わっていたようで、息子が「洗濯は僕がやるからまかせて」と言って、洗濯機で洗い、干す、乾いたものを畳んでしまうことはすべてやってくれたことです。また、日用品など足りなくなっていたものを気づき買い足すなども息子がやってくれました。あらためて、何も出来ないと思っていたので自分の息子に対しての見立て違いを深く反省したことと、成長を感じられたことが嬉しかったです。 

妻も退院して回復しつつあり、変わらない日常に戻りつつありますがこれからも助け合いながら家族の絆もさらに深めて行きたいと思います。

また、仕事面においても、状況把握、考えて工夫し効率良く誠意を持ってご利用者に向き合えるように努力していきたいと思います。

緊張と緩和(湘南だいち・相談支援プラザ 伏見 康一)

湘南だいち
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コロナウィルスの感染状況がどうにも治まらない渦中において、今日まで事業所が通常営業出来ていることについて、利用者・ご家族・職員・関係者各位には深く感謝致したい。何よりも不安と混乱の中、実直に業務にあたっている職員皆様には只々頭が下がる思いである。私自身も感染予防を疎かにしているつもりはないものの、緊張の糸がずっと張りつめているとも感じている。去来するのはこの先もどうか皆元気に過ごせますように、という神頼みにも似た境地だ。

 一方、私生活で新たな出来事があった。家族で籠るのに何かいいものはないか、と考えたあげく麻雀を購入。結果リビングのデスクが雀卓になった。家族全員が初心者で一から挑戦であったが娘と息子にもそこそこはまった様で家族の新たな楽しみとなった。勿論子どもに金銭を要求したりはしていない。賭けなくとも緊張からの解放には十分な楽しみとなっている。

「雨降って地固まる」の諺をあらためて噛み締めている。そしてこの先の目指す地は「新しい生活様式」の世界。工夫を凝らし「withコロナの生活」がこれからの大きな課題。メリハリの効いた過ごし方が肝要だろう。緊張と緩和のバランスこそ大事なのだと思案する。

麻雀に興じてから家族の絆が深まった気がする。ささやかではあるが私なりの新しい喜びだ。

~ 趣 味 ~ (相談支援プラザ 課長 一戸 香織)

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あるとき、仕事で関わりのあるご家族から「趣味は何ですか?」と聞かれました。

私は「好きな事はあるのですが、趣味と言える程の趣味はないですね」と答えました。

それよりも前に、その方が着ていたセーターを見た時「手編みですね、襟元の編み方で手編みだと分かりました。素敵な編み模様ですね」と話しが弾み、また、庭の花を観て「中々上手く育たないのですが、元気に育っていますね」と育て方について話しが弾んだことがありました。

その時に、ご家族は私のことを、ずいぶんと多趣味と思い「趣味は何ですか?」と聞いた、との事でした。

仕事の中では、様々な話しのきっかけから、家族構成や家族関係、その方の歴史を垣間見る事も、それについて話す事も多くあります。私が様々な角度から伺った話から、相手の方も私の事を知ろうと思い、私を多趣味だと思った。

話しをしている中で、お互いが信頼関係を一緒に築いていたのではと感じました。一方通行になりがちだと思い込んでしまう信頼関係は、決して一方通行なのではなく、一緒に築いていく、築いているものであり、そのコミュニケーションの過程が大切だと痛感しました。

コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅での時間をどの様に過せば良いかと思案した時、この時のご家族との趣味の話しを思い出しました。

30年前、初任給で自分のミシンを買い、いろいろな物を作っていた頃がありました!最近では「忙しい」「時間がない」という事を理由に、物作りから遠のいていました。

久しぶりにミシンを出し、ものを作る事の楽しさを感じながら時間を過ごしています。

これからも、ゆったりとした気持ちを持ちながら、自分時間を過ごして行きたいと思います。

↑の写真は「よし介工芸館の機織りカレンダー」を用いてカバンを作りました。

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家にあった米袋を、カバンにして再活用です。

とても丈夫です!