日記

それぞれが活躍する配置へ

みらい社

今回は『それぞれが活躍する配置』という内容で紹介します。

みらい社の仕事は、多様であるため、得意不得意に関わらず作業として取り組む必要があります。
しかし、不得意となると生産性も低下します。また、苦手な作業をやり続けなければいけないというのは、利用者にとっても長くつらい一日となります。


8月中旬より、大量の仕事を頂いた事をきっかけに、利用者個々の得意な作業への配置転換をおこないました。
現在、事業所で受けている仕事は ① 書類の電子化作業 ② リサイクル衣料品の値札付け作業 ③ 自動車部品の組立て作業 ④ 箱の組立て作業となっています。

単発で入る仕事として、新聞袋折、電化製品の電池抜き、電子部品の組立て、研修資料作成作業があります。

工場以外の仕事では、高齢者施設での洗濯・清掃業務、公園外構清掃、公共施設外構清掃です。

作業の得意不得意は、日ごろから支援に入る職員が利用者の作業能力や作業理解度、順応性を分析し配置を考えます。能力や理解度の分析が曖昧な場合は、その作業に1日参加をしてもらい、適切な配置なのかを見極めます。



① 書類の電子化作業では、まずパソコンやスキャナーの操作、物の順番、規則性を理解して一日集中する事ができる利用者を配置。

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② リサイクル衣料品の値札付けは、衣類や装飾品を扱うため、まず衛生面に気を付ける事が大事。また、衣類をたたむ、決められた場所に値札をつける事ができる。


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③ 自動車部品の組立ては、決められた事ができ、大量に同じ作業を繰り返してもミス(不良)を最小限しか出さない。治具があれば、その作業を完璧にこなす事ができる。


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④ 箱の組立ては、同じ作業を一日中取り組める。箱を手順通りに折れる。

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こうして作業種ごとに求められるスキルと、利用者個々の作業能力、理解度や順応性でグループ分けをおこない、それぞれが活躍する配置へ組んでいます。

みらい社職員