日記
法人事務局のスタッフ日記
藤沢育成会 実践報告会 開催!
2020年11月8日(日) 多摩大学湘南キャンパスにて
実践報告会を開催しました。
今年のテーマは、『意思決定支援~その人らしく地域生活を送るために~』!
11の事業所が、それぞれの支援の実践報告をおこないました。
『意思決定支援』とは、「自ら意思を決定することに困難を抱える障がい者が、日常生活や社会生活に関して自らの意思が反映された生活を送ることができるように、可能な限り本人が自ら意思決定できるよう支援し、本人の意思の確認や意思及び選好を推定」(厚生労働省「障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン」より)していくことです。
支援していくための工夫や発想など、実際に他の事業所での支援の実践について共有する機会となり、また、普段の業務を別の角度から見直すことができ、明日からの支援に生かすヒントを得る機会となりました。
最優秀賞は、初参加の「法人本部事務局」、優秀賞は、「みらい社」「相談支援プラザ」となりました。
様々な支援場面の工夫で、藤沢に、色とりどりの"インクルージョンの花"を咲かせたいですね!
最後になりましたが、会場を快く貸していただいた上に、お休みにもかかわらず、準備の段階からお力を貸していただきました多摩大学湘南キャンパスの皆様、ありがとうございました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
法人研修委員
"いんくるウィーク"準備中です!
11月16日(月)から11月22日(日)までの1週間、
『いんくるウィーク』を開催します!
藤沢育成会では、"障がいがあってもなくても、当たり前に地域で暮らす"を目指す
"インクルージョン藤沢"を目標としています!!
"いんくるウィーク"は、
"インクルージョン藤沢"を推進週間として、
例年、フェスティバル形式で開催していたイベントが
今年は、コロナウィルス感染症に配慮し
ホームページを中心に行います!
いんくるウィークに向けて、
職員一同、絶賛準備中です!
毎週水曜日に実施している藤沢市役所 分庁舎で
作業品の物販の様子を撮影しました。
▲ "いんくるムービー"事務局紹介動画 撮影中です!
▲藤沢育成会いんくるフェスティバル公式キャラクター
"いくちゃん"
利用者さんの個性が光るいくちゃん
ラッピングカーとして、市内を走りますよ
お楽しみに♫
トップ画面は少し離れてみると...
わかりますよ!
法人事務局
障害者虐待防止について~当事者に聞く自己決定支援~ 実施!
皆さん、こんにちは!
9月25日に藤沢育成会では、
選択専門研修「障害者虐待防止について~当事者に聞く自己決定支援~」を実施いたしました。
今回はNPO法人 神奈川県障害者自立生活支援センター「KILC」鈴木治郎理事長をお招きし、当法人理事長石川によるインタビュー形式で実施しました。
主な内容は、鈴木氏の幼少期の様子や、北海道から神奈川県に転居した時の地域差について、障害者のリハビリについてなど、深く話を伺いました。
印象に残ったことは、「帰宅した時に何をしてよいのかわからなかった」というエピソードでした。
食事についても自分で選択する機会がなかったため、帰宅した時に家族から「何を食べたい?」と訊かれても「なんでもいい」としか答えられなかったとのこと。
この「なんでもいい」は、親御さんが作った料理なら「なんでもいい」なのではなく、食べたいものイメージすることすら難しく「なんでもいい」と答えていたことでした。
鈴木氏はこのことを「あきらめ」「開き直り」と表現されており、直接支援や相談支援の場では意思決定支援を行っている現在、とても衝撃的な一言でした。
その他にも、鈴木氏の実体験から語られる様々なエピソードは私達職員の心がざわつき、考えさせられるものでした。
今後も日々の支援のなかで考え続けていきたいと思います。
研修委員
鈴木様ありがとうございました。
✐管理職研修を行いました
藤沢育成会では、等級別に様々な研修を実施しています。
先日、管理職を対象とした研修を行いました。
今回は社会福祉法人みその事務局長井上様を講師にお招きし
予算会計制度の概要をテーマにご講義いただきました。
予算・会計制度のねらい、根拠法令等の知識から始まり、
実際に予算、事業計画を立てる上での
ポイント・注意点・経営分析の方法等についてお話しいただき、
次年度の計画策定時期を迎えるにあたり、
非常に参考に出来る内容でした。
今回の講義で得た知識を活用し、
利用者のお一人お一人の生活に繋がるよう
サービス提供、事業運営を進めていく所存です。
法人事務局
▲写真:講師の前にはアクリル板を用意
〇いんくるツアー[保育実習Ⅲオンライン授業特別講義]✎
先日、いんくるツアーのひとつとして
鶴見大学短期大学部の学生の皆様を対象に
オンラインで「保育実習Ⅲ オンライン授業特別講義」を行いました。
コロナ禍の中で、学生の皆様が
福祉施設での見学や実習が難しい中、
藤沢育成会として何かお手伝いをしたいと考え、実現いたしました。
当日は大学の講義2コマ分の時間で
湘南あおぞら、湘南ゆうき村、湘南だいちの3か所を
紹介動画と施設の支援職員による質疑応答で行いました。
▲写真:湘南あおぞらの紹介動画の一場面
学生の皆さんからの質疑応答では
鋭い質問もあり支援職員にもよい刺激になりました。
今後もいんくるツアーをとおして、
藤沢育成会の活動を知っていただく機会を提供します。
法人事務局
市役所ロビー物販、盛況です
藤沢市役所分庁舎1階ロビーで、藤沢育成会の物品販売を行っています。今年1月から開始したのですが、新型コロナウィルス感染対策のため、2月末~5月は中止していました。感染状況が少し落ち着いてきたので、6月から再開しています。
毎回、湘南だいちの焼き立てパンを販売していますが、その他に各事業所が持ち回りで自主製品などの販売コーナーを設けています。7月29日はよし介工芸館の担当でした。交代で利用者4人と職員2人が売り子として立ち、新製品を中心に機織りマフラー、手提げ、トートバッグ、フェルト玉等々を販売しました。中でも目玉商品は、藍染めのマスクケース、上品な絵柄が大好評で持ってきた4枚が次々と売れていきました。
利用者の方たちは、「藤沢育成会」ののぼりをもって、社会福祉協議会のスペースまで赴き、元気に商品宣伝を行いました。
湘南だいちの焼き立てパンは毎回販売しているのですが、今回からロビーのガラス窓の外に『焼き立てパン』ののぼりを立て、通行する市民の方たちにアピール行いました。おかげ様で50個持参したパンが12:30過ぎには完売しました。
これからも各事業所が工夫をこらして、にぎやかに物品販売を行っていきます。
(地域貢献係・小林 博)