日記
アートスペースわかくさのスタッフ日記
アートスペースわかくさ こいのぼりづくり
新年度、あわただしく、1ヵ月経過しました。
アートスペースわかくさでは、MOTTAINAI-ART(もったいないアート)と称して機織りで余った布や糸を使って様々な創作品をつくっています。
早速、5月ということで、きりしね(機織りの切れ端)を使って5月5日のこどもの日にむけてこいのぼりを作成しました。
土台の周りは、きりしねを貼って、上の部分は、芝生をイメージして緑の糸を細かく切ったものを敷き詰めます。
竹ひごに、端切れで作った鯉や糸で作った各パーツを接着していきます。
はい! 完成!!
作品は、長後の駅前にある、農村かふぇハレルヤに置かせていただき、1つ300円で販売しています。
お近くに来られた際は、食事がてら覗いて見てください。
アートスペースわかくさでは、機織り、ビーズ、刺繍作品の他に、このように、端切れや残糸を使って、創作も行っています。
オーダーメイドの注文も受けますので興味がある方はご連絡ください。
地域との繋がり② 御所見愛児園交流会
こんにちは!アートスペースわかくさです。
年が明けてから、近隣の御所見愛児園との交流会を行いました。
きっかけは、昨年、11月に行われた藤沢育成会の"2022年いんくるフェスティバル"の際に、"いんくるアート"として、きりしねで作った作品を置かせて頂いたことで顔が繋がったので、何かできないか?園長先生に相談したところ、年長児30名にわかくさの利用者とのコラボレーションの話しになりました。
行事等が落ち着く、年明けから利用者を園に派遣し、ビーズのワークショップをやってみようということになり、担当の先生とやり方を一緒に考え実行へ。
目的は利用者が外での活躍の場を増やすことなので、今回のワークショップの主役は利用者です。
コロナの感染状況など勘案し、30名一度は難しいので6名の5グループに分け個別でビーズのリースのストラップをつくり、余った時間で5グループかけて、きりしねでひな祭りの作品を創っていくことになりました。
1回目は、1月25日(水)に1グループ、2グループで実施しました。
園児のみなさんは目をキラキラさせながら、かわいい手で一生懸命、創作を楽しんでいました。
2回目以降は、コロナ感染者が出て、2月は行えず、3月6日(月)に3グループと4グループを実施しました。
3回目は3月14日(火)に最後の5グループを実施しました。
きれしねの作品もいよいよ大詰めです。
無事に完成しました!!
今回の交流会を通して、園児たちは自分の作品を手にして喜び、わかくさの利用者も子供たちと触れあい「みんな、かわいい」「とても楽しかった」「また、来たい」と、とても好評でした。
また、利用者が、外に出ていつもやっている創作を教える側に立つことで皆さんの自信に繋りました。
協力して頂いた、御所見愛児園の皆さまありがとうございました!!
また、来年度もコラボレーションして何か活動を出来ることを望んでいるので、よろしくお願いいたします。
アートスペースわかくさ 職員一同
地域との繋がり~アートスペースわかくさ~
早いもので、2023年度も終わろうとしています。今年度、わかくさでは、利用者が地域に出て活躍する場を模索していきました。
9月からご縁があって、近隣の内科と訪問診療を行っている、ココロまち診療所に隔週木曜日にお手伝いに行く活動をしています。「診療所にお手伝いって何をするのか?」っていうとじつは、"畑仕事です"
院長の片岡先生が地域住民とのゆるやかなつながりが自然に生まれるような工夫がなされており、地域に開放的な診療所にする為、病院らしくない古民家風の建物と広大な敷地の畑で農作物をつくったり、花を植えたりしています。また、交流スペースまであるすてきな診療所です。
9月は、残暑の中、雑草取りをお手伝いをしました。
11月から12月と秋が深まる時期は、雑草も減ってくるので、玉ねぎの植え付けやパンジーの花の苗を植え付けなどさせていただきました。
1月や2月の寒い冬の時期は、暖かいこたつに入って、大豆の選別などお手伝いをさせていただきました。
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お手伝いに行くたびに、診療所のスタッフに「いつも、ありがとう」「助かるわ」など声かけて頂き、とても良い表情が見られたり、1人、1人の意外な一面も見られます。
これからも、地域への繋がりを大切にし、利用者が施設外で活躍できる場を広げて行こうと思います。
アートスペースわかくさ職員一同
アートスペースわかくさ クリスマス会&書初め
こんにちは!アートスペースわかくさです。
2023年もよろしくお願いいたします。
さて、アートスペースわかくさで行った年末年始のイベントを紹介したいと思います。
『楽しかったね、クリスマス会』
一年の活動の締めくくりにふさわしい、楽しいクリスマス会にしよう!ということで、みんなで考えたり作ったりの素敵なクリスマス会をしました。
では、その準備の様子から・・・
わかくさのMOTTAINAI-ARTのひとつ、手織布のはぎれを使った、クリスマスカードを
みんなで作りました。
台紙となる色画用紙のカードに、皆さんそれぞれ絵を描いたり、メッセージを書いて・・
はぎれと窓を切り抜いた色画用紙に両面テープを付けて貼り合わせて・・
作業の時間に作ったビーズのリースも添えたら、はい、完成。
クリスマス会の当日は、本物の樹木を使ったリースづくりからスタートしました。
土台となるリースは、職員のお手製です。
樹木の選び方や、付け方、飾りの置く場所に皆さんそれぞれの個性が光りますね。
素敵に完成したら、ハイ、チーズ!
午後は、おいしいケーキを作りました。
土台のロールケーキに、生クリームを絞って、おいしい飾りをつけていきます。
いちごも乗せて、さらにホイップでデコレーションします。
まぁ、おいしそう!
今年もわかくさは、おいしいと楽しいがいっぱいで笑顔あふれるクリスマス会でした。
お土産にご自身で作ったリースとアヴニールのサブレ、クリスマスカードをお持ち帰りになりました。ご自宅で、しばらく樹木の良い香りをお楽しみいただけます。
コロナ禍でまだ少し制約を伴う日々ですが、皆さんの笑顔でわかくさは、寒い冬でも元気なエネルギーがあふれています。
「新春 書き初め大会」
1月4日(水)の年始め、毎年恒例の書き初め大会を行いました。
太筆と墨で、お正月らしいワードや、今年の目標など自由に書や絵で書き、一人ずつ今年の抱負を発表しました。
「筆で書くのってドキドキするね。」と言っている利用者も多数いましたが、いざ自分の番になると集中して楽しんで書いていました。又、年始めらしく希望に満ちた笑顔で抱負を発表する姿が印象的でした。
手書きの温かさ、書という文化をいつまでも大切にしていきたいものですね。
2023年はうさぎ年。「ぴょん ぴょんと大きく飛躍する一年に!」をモットーに充実した一年にしたいと思います。どうぞ本年もよろしくお願い致します。
アートスペースわかくさ スタッフ一同
今年もきれいに染めました
5月に植えた藍の種が順調に成長し、今年も藍の生葉のたたき染めを行いました。
藍の葉を摘んで、晒しの上に自由に葉を置いていきます。
葉の置き方に、みなさんの個性とセンスが出ています
置いた葉の上にサランラップをかけて、いよいよたたき染めの開始です。
一斉にたたく音が響き、かなりのにぎやかさですが、皆さん染めることに夢中で
音は気にならないようです。
たたいて暫く置いた後は、葉を落として水洗いをして干します。
乾いたらアイロンをかけて終了。
染め上げた布で巾着や布巾などに縫製して販売をしていますのでお求めいただけたらと思います。
機織り体験教室を開催しました!
こんにちは アートスペースわかくさです。
アートスペースわかくさでは、夏休みを利用して機織りを体験してもらおうと、「機織り体験教室」を企画しました。
この企画をホームページで見て、お申込いただいた小学3年生の可愛らしいお子さんが、8月26日(金曜日)のワークショップに参加されました。
先ずは好きな色の糸を巻いて緯糸の準備です。
いよいよ昔ながらの機織り機での体験です。緯糸を通してトントンを繰り返します。
初めての体験とは思えないスムーズに織りはじめ、どんどん織っていました。
体験は、午前の部で参加でしたが、「楽しい!」「もっと織りたい」と午後の部も延長し、機織りの楽しさを実感されたようでした。今回の体験教室で170㎝もの作品を完成させました。すごい!
もともと機織りに興味を持たれていたということですが、終始目をキラキラと輝かせて機織りを楽しんでいる姿がとても印象的でした。
織り上げた作品の仕上げをしている間に、ビーズボール作りにも挑戦しました。
ビーズボール作りでは、利用者さんが講師です。
ワークショップを終え、帰る時には「また来たい」「友達に教えて一緒に来たい」と嬉しい言葉をいただきました。今回の体験での機織りの楽しさをお友達にも伝えて、またの体験教室を楽しみにしていただけたらと思います。
アートスペースわかくさでは、今後も機織りを通して地域の方と交流する機会を定期的につくっていく予定です。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
住所:〒252-0821 藤沢市用田602-3
電話:0466-49-5553
FAX:0466-49-5530
担当:梅田 池端