「ガーデニング」 (みらい社・小川  陽)
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年が明けたと思ったら、早いもので1月も下旬に差し掛かってきました。爆弾低気圧の影響で市内の各所で交通渋滞や車両事故が発生するような降雪がある等、厳しい寒さが続いていますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 

平成23年度に「相談さぽーとぱる」を小田急江ノ島線の六会日大前駅から徒歩2~3分の場所に開設して2年を経過しようとしていますが、開所以来、さまざまな形で地域のみなさまとの接点が増えております。

今回は一例としてガーデニングに関するエピソードを紹介してみたいと思います。昨年の夏前に『相談さぽーとぱる』が入居している物件に、大きなプランターが等間隔で設置されました。設置当所はプランター内に白玉砂利が敷き詰められていたのですが「どうも味気ない。どうにかしたい。」と思案していたら同物件に入居されている接骨院の前のプランターに彩り豊かな花が植栽されているのに気付きました。

 

六会地区は駅前東口ロータリーに「素敵な広場実験中」として仮設花壇が設置されていること等も含め、駅周辺の元気・六会らしさ・あかるさ等の雰囲気づくりをしている地区でもあることから「そうだ、相談さぽーとぱる前のプランターにも花を植えよう」と思いつきました。しかし、思いついてはみたものの、果たしてどうしたものかと思案しながら時間だけが過ぎて行く日々、いよいよ六会で恒例の「湘南ねぶた祭り」の開催が近付いてきます、祭り当日はいつもより多くの人々が「相談さぽーとぱる」の前をとおられるので、祭り開催までには何とかしたいと期限を決めていました。

作業工程等もわからないまま、先ずはプランター内に敷き詰められた白玉砂利を除けることから始めようと作業をしていたところに、あまりに不器用な作業に呆れた近隣のご婦人がしばらく作業を見学された後に「あら、花を植えるの?いいわね、(町が)明るくなるから。でもそれにしても大丈夫?そこの接骨院の先生に教えて貰ったらいいわよ、上手だから。」とありがたいご助言を。

そこで、営業時間内なので恐縮しながらもお邪魔して声を掛けさせていただくと「どれどれ」と見てくださいました。適切なご助言をいただいたことに勇気を得て、すぐに花苗を仕入れて花壇づくりに挑戦。少しですが、情景が明るい雰囲気になりました。接骨医の先生からも「まぁ、いいんじゃない」と及第点をいただきました。

 

 冬は空気が澄んで遠くの景色や夜空の星がきれいに見える時期でもありますが、自分も含めて街行く人の服装はモノトーンが多くなり、色彩が乏しくなる時期でもあります。気づけば花壇の花もしおれて淋しげな印象、そこで花苗の入れ替えに再挑戦、少しは上達したでしょうか。結果はご覧のとおりです。ちなみに師匠の花壇も掲載されていますが、どちらが『相談さぽーとぱる』の花壇かは内緒です。

 

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