明石洋子さん&徹之さん祝う会(湘南セシリア副施設長・小林博)

写真1.JPG6月16日、「明石洋子さんの厚生労働大臣賞を祝う会&明石徹之さんの40歳を祝う会」に列席してきました。


明石徹之さんは、ご存じの方も多いと思いますが、川崎市の公務員として働いている自閉症の青年です。現在、40歳になる徹之さんは、22年前、養護学校高等部を卒業するとき、就職先として川崎市役所を希望し、見事試験にパスして公務員として働き始めました。その後、現在に至るまで、数か所の転勤を経ながら、元気に公務員として働き続けています。


母、明石洋子さんの著書、『自閉症の息子と共に』と副題された三部作、『ありのままの子育て』『自立への子育て』『お仕事がんばります』をお読みいただくと、徹之さんの人生行路を克明にたどることができます。


今回のお祝いの会は、明石洋子さんが昨年末、厚生労働大臣賞を受賞され、また、徹之さんも目出度く40歳の誕生日を迎えることから、そのお祝いも兼ねて開催されました。当日、会場には発起人の浅野史郎さん(元宮城県知事)らの呼びかけに応じて、230名余りの方が参集しました。学校関係者、市役所職員、議員さん、法曹関係者、医療関係者、親の会の人たち、福祉事業所関係者などなど、徹之さんとその家族を支え、共に歩んできた人たちが各界から総結集した観がありました。

 

多くの人々の真ん中に明石徹之さんがいて、徹之さんと共に歩むことで、自分も変わり、地域も社会も変わっていく。会場の和やかな雰囲気と多士済々の参加者を見渡し、文字通り一望のもとに地域福祉のあるべき姿を見る気がしました。

 

【下記をクリックすると動画を見ることができます】

明石徹之さんのあいさつ.MOV

明石洋子さんのあいさつ.MOV

明石徹之さんのプレゼンテーショ.MOV


 

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