社会福祉法人　藤沢育成会

2014年01月07日

　新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

　正月は妻の実家の富士宮で過ごしてきたが、最近は自宅で年を越すことが多くなった。田舎がない私にとって地方の正月はもの珍しいことも多く、年越し蕎麦を打ったり、浅間神社に初詣に出かけたりと楽しく過ごしてきた。とくに眼前にそびえる雄大な富士山は美しく圧倒的で、いつまで眺めても飽きることがない。ここでは昔から富士山を中心に生活が営まれてきたことを、折に触れ感じる。おいしい湧水もその恩恵のひとつである。

　蕎麦打ちは年一回であるが、二十年ほどかけて義母から教わった。義母は八歳の頃から打ちはじめ、いわば達人である。私はまだ一人前とは認められていないが、それでも自宅で打てるようになった。今年は良い蕎麦粉が手に入ったので、近所の方と一緒に打ち、多少不揃いの蕎麦を皆でおいしく食べ、年を越すことができた。

　今年は暮れから正月にかけて東京に住む友人夫妻と愛犬「フラン」が遊びに来てくれ、賑やかだった。フランはトイプードルでとても元気がよく人懐こいが、躾がきちんとできているので安心だ。しかし、気になることは我家にはうさぎの「チヤッピィ」がいることだ。二匹の様子を見ていると、お互い距離を置いて知らん顔をしているようだ。ときどきフランがうさぎのゲージに近づくと、チャッピィは「ぷっ」と威嚇し、気の弱いフランは逃げてしまう。そんな光景を見て、うちのおてんば娘はうさぎのくせに気が強いなあ、と皆で大笑いしてしまった。

　　　　　　　　　▼自宅近くから見た富士山