社会福祉法人　藤沢育成会

　つい先日新年度を迎えたと思っていたら、気づけば葉桜の季節になりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

　この施設長日記について少しでも工夫ができないかと考え、毎回文章を書く前に前回の自分の駄文を読み返すことにしています。前回の施設長日記が2月11日･･･なんということでしょう、あれから『たった2ヶ月』しか経過していないのです。前回以降の濃密な時間の経過が約2ヶ月前の事を、まるでその何倍も以前のように錯覚させます。

　あれから･･･3月10日に建物の引渡しがあり、その後各種検査等がありました。また、器具什器等の搬入や設置、さらに3月19日～21日の3日間実施した内覧会、4月1日の職員辞令交付。4月2～3日の職員研修、4月4日の開所式に翌5日のぷれっじ入園式、そして7日のいとぐるまの辞令交付式にぷれっじ・いとぐるまの実利用開始。

　いずれも大きな案件で、それぞれ事前準備や事後対応も伴うことから、常に頭の中を整理していないと混乱してしまうような状況でした。さらに細かな案件はそれこそ数えるのが苦痛になるほどにあるのですから。そのような状況下にあって『湘南だいち』のスタッフは真摯かつ献身的な姿勢で業務にあたり、イベント続きの開所時期を乗り越えました。ひとり一人の頑張りに感服していると同時にこのようなスタッフと一緒に仕事ができることを大変嬉しく思っています。

　内覧会は3日間で受付名簿に記載された方の数が236名と大変多くの方がご来場くださいました。

また、既に『法人からのお知らせ』『理事長日記』にUPされているとおり、開所式も大変多くの来賓の方にご来場いただきました。この場をお借りしてご来場をいただいたみなさまにお礼を申しあげます。

　イベント続きの華やかな時期を過ぎましたが、開所後のこれからが本番です。みなさまには、これまで以上のご理解とご協力を賜れますよう改めてお願い申しあげます。

また、4月から『湘南だいち』をご利用の方ならびにご家族のみなさま、至らぬ点も多いと存じますが、ご期待に添えるようにスタッフ一同、鋭意務めていりますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

▼この時期の桜からは花をつけている時期のはかなさとは一転して生命の力強さを感じます。