六会包括を振り返って (湘南あおぞら・伏見 康一)

4月より湘南あおぞらに異動して参りました。心新たに努力していく所存ですのでどうぞよろしくお願い致します。

また併せて「施設長日記」も執筆させて頂く事となりました。

最初の記事なので何を書こうかと迷いましたが、年間在籍した前職「六会地域包括支援センター(当時)」(現六会いきいきサポートセンター)(以下、包括)について少し振り返りたいと思います。

 

スタッフ全員が一堂に会し、顔合わせをしたのが、2011年3月11日、東日本大震災の日でした。直後に東海道線が止まり、線路内を乗客の方が歩いている光景を目の当たりにし、事の深刻さを痛烈に感じたことを鮮明に覚えています。

包括は計画停電のさなか開所しました。初めてのことばかりで右も左もわからず、(個人的には)「体当たりと度胸で」日々の業務を行なっていました。

 

市民相談窓口という業務はいつ、だれから、どのような相談があるのか分からないので、戸惑いや不安は正直少なからず感じていました。

だからこそ皆で考え、共有していくという一見当り前に思える事がとても重要だと感じましたし、むしろそうする事は必然であったとも思っていました。

この「皆」とは、地域の方々をはじめ、市民センターの方、相談者またご家族の方、行政の方、そして包括スタッフです。この多くの仲間、協力者、諸先輩との出会いは、包括の貴重な道標であり、かけがえのない宝物です。

 

この人の繋がりと情報の広がりの必要性、その一方で日々直面する一個人の方の悩みや迷いの深さや尊さ。この両者を繋いでいく役割が包括であり、地域市民の皆様の生活を支えるうえで、とても重要で幅広いものだと感じていました。

 

あとはそのことに押しつぶされず、前を向き、明るく楽しく、ぶれずに進んでいく力を持てるようになりたい、と思っていました。

が、なかなかそうする事が出来ず、自分自身の不甲斐なさをあらためて痛感するばかりでした。

 

一方、これはちょっとした自慢ですが、関係者から何度か「六会包括の雰囲気いいね。」と言われた事があります。気さくで明るく、話しやすいとも言って頂き、照れくさいけど誇らしい気持ちになっていました。これはひとえに包括の関係者各位皆様のお蔭だと感じています。とくに一緒に仕事した包括のスタッフには迷惑もおかけし、配慮不足は多々あったにも関わらず、ともに立ち上げた事業所の運営に尽力頂き、目標に向かって一緒に取り組んでいけたことに大変感謝をしております。

 

なかなか面と向かって伝えるのが恥ずかしく、ちゃんと言えていなかったと思いますが、改めてこの場を借りてお伝えしたいと思います。

今まで本当にありがとうございます。最高の仲間たちに感謝です。私のこの3年間の一番の思い出・収穫は皆様との出会い、ともに過ごした時間です。これからは今までとは少し違う形にはなりますが、共に明るく楽しく進んでいきましょう!

 

最後になりましたが、今後ともよろしくお願い致します。

 

        ▼「包括写真」(現在の包括です)包括写真.jpg        ▼「包括移転前」(26年2月7日、移転前日に記念撮影)

包括移転前.jpg

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