今年も6月。一年の半分が過ぎました。前回の施設長日記からも2か月経ちました。今年は法人の施設長職に新人の伏見副施設長が加わったため、施設長日記の順番が回ってくるのが少し遅くなったので、油断していました。
何にしても歳月の過ぎるのを早く感じる今日この頃です。
急な話ですが「四十にして迷わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。」有名な論語の孔子の言葉です。
いきなりそんな難しい事を言い出したかというと、今年の4月に、法人のご理解をいただく中、神奈川県知的障害者福祉協会の会長の推薦を受け就任しました。
前任の星谷学園の安藤会長は、10年近く会長職として、県の協会を牽引し、昨年県団体連合会協会50周年の記念式典を成し遂げた大先輩です。
今回、安藤前会長から会長業務の引き継ぎをさせてもらい、また、実際の協会運営にあたって気が付かされることがいくつもありました。
一つ目は、副会長職と会長職は、その役割が大きく異なること点です。
極めて当たり前のことですが、県域の190の会員施設の代表としての「顔」が大きく異なります。今までより、自分の発言や協会運営に大きな責任を持つことを感じました。
二つ目は、外部の方の眼も今までと異なる点です。
三つ目は、私は、安藤前会長の下、3期6年副会長職の任についていましたが、上記のようなことの重責を安藤さんは、長年に担ってきたことに気が付かされました。
四つ目は、会長職に就任すると、県協会以外の関係団体の会長名での役割が多いことです。この部分では、新任の副会長職2名の方々のご協力を経て役割を分担しました。
安藤さんは、協会の「顧問」をお願いしました。心から「会長職お疲れ様でした。」と改めてお礼を申し上げます。
さて、論語に話を戻します。私の今までを振り返ると、40歳を迎えた年は、「40にして迷わず」どころか、40歳代はずっと、色んなことに悩んで、迷って生きてきました。
50歳になった時は、「天命を知る」をほど、自分の使命や役割を自覚してこなかったようにも思います。
昨年暮れから、今年にかけて、私の身内のことで色んなことがありました。
2014年は、身内のこと、会長就任のこと、仕事での役割の変化など遅ればせながら改めて「今年、五十三歳にして、自分で何をやるべきかを自覚する。」ことに気がついた次第です。(また、「五十にして天命を知る」まで行き着いてないですが。)
そして未だに「五十三歳にしても、生き方や仕事のことでは迷っています。」
まだまだ若輩者ですが、迷いながら、天命を自覚しながら、周りの方に助けられ、自分自身や後輩を育てて行きたいと感じる今日この頃です。
さて、六十歳の時は何を感じてしるか...少し楽しみです。(合掌)
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