「地域の皆様のお役に立てれば...」(湘南あおぞら・伏見康一)

今日は小職が取り組んでいる「きら★くにむつあい」という任意団体のご紹介をさせて下さい。


活動のきっかけは3月まで所属してた「六会地域包括支援センター」(現:六会いきいきサポートセンター)で相談を受けてて「介護、障がいサービスの事はまだまだ知られていないなあ」という事を痛感したからです。

普段、どなたも平穏に生活している時に、介護や障がいの情報を得ようとは思わないと思います。もちろん必要としていない事は知らなくていいと思います。
  

 

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                                      ▲「きら★くにむつあい」のシンボルマーク

ただ少し深刻な場合もあってお嫁さん、お婿さん、別居の家族の方や支援者が「あれ?認知症かな?病気かな?障がいがあるのかな?」と感じても、ご本人や主に介護しているご家族が「大丈夫ですよ」と言うと、それ以上は言いにくくなる、という傾向があります。ようやく相談に来られた時には、退院間近であったり、すでに怪我を負っていたり、介護負担の限界という事もしばしばありました...。

 

「気付いているけど言い出せない」事が社会的孤立や支援介入の遅れの要因の一つではないか、と思うようになりました。
また、介護保険も障がいサービスも「社会保険」「社会福祉サービス」という性格上、即応性に欠け、瞬時の対応・解決は難しいという「弱点」を持っている、という点についても感じていました。

それらの課題感や対応策を情報交換すべく近隣事業所の方々と集まるようになり、いっそ自分たちから地域に飛び込んじゃえ!との共通した思いのもと、六会地区にある全福祉事業所に声をかけ、不定期に会合を開催しているものです。
昨年度立ち上げ、今年度から本格的活動を目指す中、自分たちが出来る事は、「自分たちがしている事を分かりやすく地域の方向けの説明会をして、皆様に知ってもらおう!」という事になりました。

 

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←5月に開催した打ち合わせ時の写真です。(会場は各事業所さんをお借りしてます)

 

第1回目の説明会は8月10日(日)に行いました。あいにく大雨警報が発令される台風の日でしたが、開催案内を会場周辺各戸にビラまきして予約不要で案内していたので中止にするわけにもいかず、係りの者だけでとりあえず集合しました。

すると、荒天にも関わらず2名の方の参加がありました!
介護保険の説明、熱中症について、福祉用具の展示を行い、お二人ともとても熱心にご参加頂きました。
幸いにもお二人という事ががまた親和感のある雰囲気となり、質問にもピンポイントでお答えする事が出来ました!(下の写真です)

 

皆、社内業務とはかけ離れた活動ですが、自分たちが出来ることを少しでも地域の皆様にお伝えしたい、恩返ししたいとの思いは一緒です。介護・療育する側が孤独になってはいけません。孤独に「させてはいけない」のです。

 

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その為にも「なにかあったら相談出来るね」と安心して頂く事が何より大事だと思っています。
最終的な目標は「こどもたちが自然に高齢者や障がい者とふれあう町作り」!
今はまだ細々とではありますが、熱く、元気に、ワイワイと楽しみながらやっていこうと思っています!
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