青い鳥を探して(23) (事務局・増田 達也)
IMG_0124.jpg  前回(9月30日)、NHK朝の連ドラ「花子とアン」(主人公は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子さん)で語られた、「最上のものは、なお後に来たる」という台詞に関する記事を書きましたが、高校時代の友人が下記のコメントをくれました。

 

【そもそも、「最上のもの」とはいったい何であろうか・・・。

それを定義しなければ、この議論は成り立たない。

最上のもの・・・、

欲が満たされる? 人に誉められる? 優越感に浸る? 達成感を味わう?

これと言って当てはまらない。

例えば、最上の人とのお付き合い。 そしてそんな人から与えられる幸せ・・・。

そして旅路の最後は、「人生の最後に残るものは、得たものではなく、与えたものである」

やっぱり難し過ぎる。 こんなことを語れる資格などない俗人だから・・・】

          

私は、「最上のものは、なお後に来たる」というのは、「あの頃は良かった」とか「あの時こうすれば良かった」と過去を振り返るのではなく、「将来を信じて、今ベストを尽くすべき」というメッセージとして受け取りました。

 

「憎しみには憎しみが、優しさには優しさが返ってくる」

「人生の最後に残るものは、得たものではなく与えたものである」・・・、

人に捧げる時、見返りを求めなくても、結果的に心の見返りが与えられることもあると思います。

そして、きっとこれが今やるべきベストなのだろうと思います。

 

最上のものは、人から与えられる幸せだと思いますし、このような話しの出来る友人こそ、「最上のもの」だと思っています。

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