『かきくけこ』 (湘南ゆうき村・志賀 信道)

 先日、小学校の同窓会が35年ぶりに開催されました。35年と言われると、「そんなに経っているのかな?」という感じでだったのですが同級生に会ってみると、まぁ、みんないいおっさん、おばさんになっているので納得せざるを得ませんでした。でも、そこはみんな一緒。楽しい時間を過ごしました。小学校を卒業して多感な思春期を過ごし、成人なり社会人になっています。みんなそれぞれの足で違う道を歩み、挫折も成功も味わい、色々な経験をして、歳をとってきました。そしてまたこのタイミングで顔を合わす・・ 人の縁とつながりの不思議さを感じます。

当時のアルバムを見て大笑いをして、話をしているうちに35年の月日を忘れて小学校当時にみんな戻っていたように思えます。

 それぞれに残っている記憶も違うのですが、その"点"の記憶が話をしていくうちにだんだん"線"になって「そうそうそう!そうだった!懐かしいねぇ」なんて声があちこちで聞こえていました。

 当時の担任の先生は、厳しい方で正直あまり好きではありませんでした。同級生も同じ印象を持っている人が多かったのですが、「でも・・今思うとあんな先生がいても良かったかもね」なんて振り返る人もいて、やっぱり大人になったなぁと感じました。

 当時厳しかったその先生はずいぶんお歳を召していましたが、同窓会で仰っていた二つの話があります。(私も後からそんな話をしていたと聞いたのですが・・・)

 

 「かきくけこ」を大切に。

 か・感動する。 き・興味を持つ。 く・くよくよしない。工夫する。 け・健康を保つ。 こ・恋心を持つ。

 「10 100 1000」

 一日10人と話し、100文字を書きなさい。そして1000文字を読みなさい。

 この二つを実践すれば人生長く楽しく過ごせると。

苦手な先生でしたが、これからこの二つの事は心に残して生きていこうかと思います。

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