青い鳥を探して(29) (事務局・増田 達也)

仕事をする上で、モチベーションを感じる要素の一つは、良い同僚、先輩に恵まれることだと思います。

 

凄い仕事をしている人を見ても、大変そうだし自分にはとても真似できない・・・と、雲の上の存在に感じてしまうことがあります。

また自分に厳しすぎる人を見ると、余裕がなさそうで逆にちょっと引いてしまいます。

私が出会った「魅力を感じる」人は、「頑張ったら自分もあんな風になれるかもしれない、あんな風になりたい」と親近感を感じさせてくれる人です。

年齢を問わず、そんな魅力を感じる人の共通点は、

自分の仕事をスピーディーに黙々とやりながらも、周りの人を「気遣い」・・・

忙しさ、大変さを表に出さず、余裕と「バランス感覚」を持って・・・

さりげない「ユーモア」があって、楽しそうに・・・

仕事をしている方です。

 

若い頃、上司に対して、あまりの怒りで、「先日決まったことと違います、納得できません!」と叫んだ後、頭の中が真っ白になってしまうことがありました。

その時、ある先輩から、

「納得いかないことを追及するのは大事なことだけれど、

怒る前に一呼吸おいて、言葉だけにとらわれず、相手の事情を想像すべき・・・。

ここ一番、本当に怒るべき時に冷静に怒ることが出来るように、

日頃はエネルギーを充電しておいた方が良いよ・・・。

君の怒りのターゲットは上司だったからまだ良いけど、若い後輩職員をターゲットにする時は、

後輩のミスは先輩である君の責任でもあるのだから、

威圧的にならないように気をつけた方がいいよ・・・。

君は、ただでさえ、顔が怖いんだから?!」

と言われました。

 

その先輩が、今の私を見て何と言われるのか・・・、聞けないのが残念ですが、この先輩を見ていて、知識・技術・経験を活かして、組織の中で良い仕事をするためには、「気遣い」「バランス感覚」「ユーモア」・・・が大事だと感じさせられました。

 

いつもさりげなく優しく教えてもらった先輩のいろんなアドバイスは、今も心に残っていますし、良い先輩に恵まれた幸せを感謝しています。

 

15-01-03_002雪③.jpgのサムネール画像

     ▲昨年、実家(京都)に降った雪で、何十年振りかの雪かきを要する積雪でした。

      2回目は、たまたま帰省していた私が雪かきをしましたが、

      回目は、腰の弱い87歳の父が雪かきしました。

      父は老体にムチ打ってやり怪我もなく幸いでしたが、母の口ぶりから、

      父は珍しく不平不満、愚痴を言わずにやったようで、母の安堵が伝わってきました。

      何事も黙々とやるのが一番だと思いますが、今年の冬はどうなるでしょうか?

 

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