ジャパン・ウエイ (よし介工芸館・佐藤  貢)

 今日は121日。2015年度の流行語大賞の発表の日です。特に流行語に敏感なわけではないのですが、私は「ジャパン・ウエイ」という言葉がとても印象に残っています(ところが流行語大賞の候補にはあがっていないようです)。

 

 まだ記憶に新しいところだと思いますが、エディ・ジョーンズHC率いるラグビーワールドカップ日本代表が大旋風を巻き起こしました。彼らの戦いぶりはラグビーをよく知らない人々に対しても感動を与え、ラグビーの本場イングランドでも「ありがとう、あなたたちの試合を観るのが楽しみだった」と、桜のジャージのラガーマンが世界中を熱くさせました。

 

 ジャパン・ウエイ、一言で言ってしまえば日本流と言うことになってしまいますがもう少し想いが込められているような気がします。

 そもそも体格的に劣る日本人が勝つためには日本人の特性を生かした勝ち方、いや、日本だからこその勝ち方があるとジョーンズコーチは考えたのです。それは戦術はもちろん、練習方法、生活習慣にも及んだといいます。

 

 素直で規律正しい性格は苦しい練習に耐え抜き、和を重んじ献身的な気質は恐怖に打ち勝つ低いタックルと、それをフォローする素早いアシストを生みました。何度も何度も倒されてはまた立ち上がり、アタックを繰り返す、こんな姿に日本人は共感し、もしかしたら理想とする自分像を見ていたのかも知れません。

 

 ジャパン・ウェイは特殊な能力ではなく、私たちが私たちらしく一生懸命取り組む中から生まれるのだと思います。私たちらしさをしっかり意識して、誇りを持って目標に向かって進んでいきたいものです。

 

よし介・ウエイ・・・。作りましょう!!!

 

180x180xcherry_jpg_pagespeed_ic_rdK85IcEEh.jpgのサムネール画像

 

ページトップへ

過去のお知らせ

2015年12月
1 2 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31