社会福祉法人　藤沢育成会

（１）障害者総合支援法の見直し

・前回の施設長日記でも触れました。現在通常国会に法案を提出予定ですが、どうも法施行は平成３０年度になるようです。平成３０年度は報酬改定があります。平成２８年・２９年度は法改正と報酬改定の二つの大きな宿題に挑むことになります。

（２）社会福祉法人のあり方について

・社会福祉法の改正は、今年1月から始まる通常国会で審議予定ですが、今月現在、審議日程等が決まらず年度内に法案が成立するかは不透明です。法案が年度内に通った場合、関係法令の整備などタイトなスケジュールになり、法人運営にも影響が出ることが予想されます

（３）甘利前大臣の辞任

・社会福祉法人の課税問題について、日本知的障害者福祉協会の取り組みとして各県選出の国会議員に陳情することになり、県内選出の甘利経済担当大臣（当時）に県団体連合会の各会長が大臣室を訪ね、社会福祉法人に課税をしないようにお願いにいきました。

甘利大臣（当時）はお身内に障害のある方がいるとのことで「障害福祉サービス事業者が一生懸命事業に取り組んでいるのは知っている。障害福祉事業者や社会福祉法人をいじめることはしない。」と回答をもらいました。その言葉、頼もしく感じました。

･･･色々なことがあっての辞任でしたが、障害福祉に理解のある方が、国政の大舞台から去ること、個人的には残念に思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　▼甘利大臣とのワンショット