二刀流(よし介工芸館・湘南だいち 伏見 康一)

今年度よりよし介工芸館と湘南だいちに赴任することとなりました。昨年度まで在籍していた湘南セシリアとみらい社においては、利用者・ご家族・職員・関係者の皆様には大変お世話になりました。2年間ではありましたが振り返りますと多くの出来事や思いが蘇ります。心残りもありますが、それは今後への布石と思っています。

 

よし介工芸館と湘南だいち。どちらも初めて赴任する所です。初めて会う人、初めてする仕事、初めて通う道。私にとっては初心に立ちかえって見つめ直すいい機会でもあります。離れた場所にある二つの施設を担当することになった、と言うと、多くの方から「施設間の行き来が大変じゃないの」と声をかけられます。ですが実は移動に苦労は感じておりません。むしろ頭をリセットするいい時間だと思っています。

 

あくまで私見ながら二つの施設を担当するメリットは、比較・転用ができることです。一見すると迷ってしまう案件もどちらかの取組をうまく活用したり、導入するきっかけとすることができます。つまり情報の波及効果があると思います。そしてデメリットは同じことを2度報告・指示・確認しなければならないこと。伝えたつもり、確認したはず、と思い込んでしまうことがあります。これはしっかりとしていきたいと思います。

 

この春、日本の若きベースボールプレイヤー大谷翔平選手は「二刀流」スタイルを貫き、ロサンゼルスの地で衝撃的なデビューを飾っています。二つの事をやり続けることへの野望や可能性の偉大さをあらためて若者から教えられ、また背中を押してもらった思いです。

ジャンルも規模も注目度も全く違いはありますが、私なりの「二刀流」を貫き、野望を叶えていきたいと思います。

 

2018年4月施設長日記(伏見①).jpg

                     △「よし介」先生の胸像

2018年4月施設長日記(伏見②).jpg

                    △「だいちのこいのぼり」
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