向き(湘南セシリア 小野田智司)

毎朝の家事をひとつ行っています。

それは洗濯物干しです。

 

いつしかある方と洗濯物干しの話している中で

『向きをそろえることを大事にしているんです。』

 

はじめは「へ~そうなんだぁ(...あまり気にしたことないなぁ)」

と、気に留めていなかったのですが、

 

『だって家族は同じ方を向いているといいじゃないですか』

『いつも笑って過ごしているわけではなく、

時にはうまくいかないこともあるけれど、

洗濯物は同じ方向を向いているといいなぁと思って』

こんな話をしてくれました。

 

なるほど!

 

集団で過ごす中では

うまくいかないこと...

ちょっとしたすれ違い...

困ること...

伝えたいけど、伝えきれないこと...

気分が浮かないこと...

 

確かに毎日なにかしら、そのようなことが起きている。

 

日々のなかで集団の「向き」を大事にする時間を持つこと

これって、簡単そうで意外と難しいです。

 

この会話のあとの我が家の洗濯物は

みんな同じ方向を向いております。

 

だからいって、何かが劇的に変化をするわけではないけれど

このような気持ちを、願いを込めながら

洗濯物を干していると

昨日のちょっとしたことは笑い話になることも。

 

 191008 課長日記 向き『小野田』その1.jpg

▲湘南セシリア前庭から秋の空

 

もう一つ

9月19日・20日に平塚商工会議所にて

強度行動障害支援者養成研修【実践研修】を開催いたしました。

 

強度行動障害にある方を

(支援者にとって)"困った人"として支援をするのか、

"困っている人"として支援をするのか、

「向き」を確認する場となりました。

 

ちなみに、本研修をもって、

神奈川県で【実践研修】の修了者は

1,000名を超えたとのことです。

この1,000名が同じ「向き」で支援をしていると考えると

頼もしい限りです。

 

191008 課長日記 向き『小野田』その2.JPG

▲研修の様子

102名の方が修了されました

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