早起きは3文の得

私は出張などで家を空けている時や雨の日以外は毎朝6時前に起きて犬と散歩をします。
幸い我が家は歩いて5、6分でハイキングコースに入れるほど山の近くなので、林の中を小鳥の声を聴いたり、季節ごとの草木の変化を楽しんだりしながら散歩できます。

▼桜咲く神社も定番散歩コース
桜咲く神社も定番散歩コース.JPGのサムネール画像
ところで「早起きは3文の得」という言葉がありますが、この時期は散歩コースの途中にある竹林でタケノコが取れます。
昼は家族連れなどで結構騒がしいこの場所も、早朝は人気もなく静かで、タケノコ掘りにはもってこいです。例年なら3月の中旬あたりからとれ始めるタケノコも今年の寒さで20日くらい遅く、先週末に初物をとって、朝の味噌汁でいただきました。
取れたてのタケノコはアクがないので糠で茹でずにそのまま使ってもエグミもなく食べられます。毎年この時期は何本も取っているので、まだ地表に出ていない柔らかなタケノコを見つける要領もすっかり身に付き、ちょっとしたタケノコ掘り名人です。

▼タケノコが呼んでいる
タケノコが呼んでいる.JPGのサムネール画像
土の中のタケノコを見つけるには、上に生えている竹の様子から地下茎の伸びている方向を想像し、少し土が盛り上がっていたり、上から踏むとちょっと弾力があったり、土が乾いている時は、ちょっと湿っている場所を見つけて見当をつけます。
道具は、犬の糞をとったりする小さなスコップひとつなので、欲張ってあまり大きなタケノコを掘ろうとすると大変です。そこで土の中の黄色い先端部の形を見てタケノコの大きさを判断し、あまり大きくなく小さすぎない手頃なタケノコだけを一本だけ掘ります。
このころは前後して、フキノトウやワラビやゼンマイなども取れる場所があり、我が家の食卓に春を運んでくれます。


▼手ごろなサイズのタケノコさんこんにちは
手ごろなサイズのタケノコさんこんにちは.JPG




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