ポニーで笑顔

▼日大六会のキャンパスでポニー乗馬

1日大六会のキャンパスでポニー乗馬.JPG7月10日、梅雨の晴れ間に、日大でポニー乗馬会がありました。

これは藤沢育成会と日大生物資源科学部小林研究室が協力して実施している事業で、ポニー(小型の馬)は財団法人ハーモニーセンターが運営している相模原麻溝公園のポニー乗馬場からスタッフの皆さんとともに、会場の日大六会キャンパスに来ていただいています。この日は今年で2回目、雨で何回か流れた後、1回目、2回目ともその分を取り返すような良い天気に恵まれました。日大と協力してやり始めて2年目、最初は戸惑っていた小林研究室の学生さんや、乗馬クラブの学生さんもすっかり慣れて、子供たちをしっかりサポートしてくれます。

馬に乗っているのは養護学校の授業が終わって駆けつけてきた子供たち、今年で2年目のお子さんは手慣れた様子で最初からリラックス、今回初めてのお子さんでも最初は戸惑った様子の子も一周するごとに笑顔に変わってきます。今日初めてここに来られたお母さんと立ち話をしていたら、1回目の時はお子さんだけ参加して今回はなんとか時間をやりくりして見にこられたそうです。

▼おとなしく子供にも優しいポニー

2おとなしく子供にも優しいポニー.JPG

 

「この子は最近機嫌が悪く、家でも怒りの表現が多くて困っていました。

「ところが1回目ポニー乗馬に参加した日の夕方、人が変わったように機嫌よく、馬に乗った報告までしてくれたので、いったい何があったのだろうと見に来たくなりました。」

「来て見て納得です。馬の力ってすごい!」

そこで私が神奈川県では相模原市(市立麻溝公園ふれあい動物広場)、横浜市(万騎が原ちびっこ動物園)、その他東京の葛飾区(水元中央公園ポニースクールかつしか)、目黒区(碑文谷子ども動物広場)などでは自治体がポニー乗馬場を作り、ハーモニィセンターが指定管理者としてポニークラブを運営し、午前中は障害のある子供たちが馬の世話を手伝ったり、乗馬をし、午後は小学校が終わった子供たちが駆けつけて大勢で乗馬を楽しんでいることをお話したら、「ぜひ藤沢でもできると良いですね!」とおっしゃっていました。

▼慣れてくれば後ろ向きでも平気

3慣れてくれば後ろ向きでも平気.JPGちなみにハーモニィセンターの理事長大野さんのお話では、高齢者の心と体の健康の維持にも大変良い効果があるそうで、せっかく地元に日大生物資源科学部という力強い専門家集団がいるのですから、藤沢でも市と協力してポニークラブを作り、障害のある子も、その他の子も、そして高齢者も楽しみながら心と体の健康づくりに取り組みたいものです。

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