藤沢市手をつなぐ育成会

515日午前中は藤沢市手をつなぐ育成会の平成25年度総会に出席しました。

ご存知のように手をつなぐ育成会は、1950年代に全国各地で次々とつくられていきました。当時は知的障害に対する制度も無く、行政による対応も無きにひとしい状態だったので、知的に障害のある子どもを持つ3人の母親たちがこの子たちの教育や就労、福祉の充実を願って全国の同じ立場の親たちに呼びかけ、1952年に全日本手をつなぐ育成会が作られ、その後県や市町村にも次々と手をつなぐ育成会ができていきました。神奈川県手をつなぐ育成会は1956年に設立されています。藤沢では1962年に「藤沢市精神薄弱者(児)育成会」として発足し、その後「藤沢市手をつなぐ育成会」に名称が変更され、現在に至っています。

藤沢育成会はこの会の有志の親たち5人が「行政任せにしないで自分達でもできることをやろう」と、1978年に市内鵠沼地区で地主さんの好意で借りることができた畑を使って農作業を中心とした星の村共同作業所を作ったことから始まっていますので、藤沢市手をつなぐ親の会は、いわば藤沢育成会の生みの親とも言えます。

15日の総会では長年会長を務めてこられた星野敏子さん(藤沢育成会の理事もお願いしています)が退任され、新しく安藤清美さん(ハートピア湘南)が会長になられました。

藤沢市手をつなぐ育成会創立後、半世紀が過ぎましたが、障害福祉の政策が揺れ動いている最近の状況を見るにつけ、同会のさらなる活動の発展を祈らずにいられません。

星野さんご苦労さん、安藤さんよろしく!

 

      ▼新しく会長に就任された安藤さんと

130515藤沢市手をつなぐ育成会安藤会長と.jpgのサムネール画像

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