故郷、周防大島の「みかん鍋」

先日の夜テレビを見ていたらNHKBSプレミアムの「めざせ!グルメスター」という番組で、ご当地鍋のコンテストがあり、私の故郷周防大島の「みかん鍋」が見事優勝しました。私は子供のころから食べ慣れていることもあって、ミカン大好きで、特に故郷のみかんは今頃味が濃くなって大変美味しいので、みかん鍋なんか邪道だと思っていて、田舎の人から話には聞いていても食べたことはありませんでした。


▼周防大島「みかん鍋」

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テレビを見ていると美味しそう。鍋は瀬戸内海の魚介類や野菜、キノコを入れた海鮮鍋がベースで、これに陳皮(みかんの皮を干したもの、漢方薬にもなる)を練りこんだツミレ、ミカンジュースで団子にした白玉(黄玉)、それに丸ごと焼いたみかん(焼くと皮に含まれる苦みのある油分が抜けて丸ごと食べても美味しい)の3役を入れてみかん鍋になります。


 

▼みかん鍋雑炊

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瀬戸内は魚の宝庫なので海鮮鍋で充分美味しいけれど、ミカンの産地ならではのインパクトのある鍋料理を発信して、周防大島をアピールしようと、島の若者たちが試行錯誤の末作り出した逸品です。あいにくテレビの画像を撮りそびれたので、インターネットで検索した数多くの画像の中から美味しそうに撮れている「バイクや店長からの...」さんのブログの画像を拝借します。このブログでは、みかん鍋も〆の雑炊もおいしかったと褒めていただいています。改めて感謝します。ちなみの雑炊は鍋の出汁で作った雑炊の上に卵白のメレンゲをかぶせ、その上に黄身を溶いて散らして鍋全体をみかんに見立てた、味もデザインも秀逸な逸品だそうです。


周防大島は高齢化比率40%の超高齢社会ですが、IターンやUターンの若者と一緒になって地元の若者たちも元気に地域の事や仕事に取り組んでいます。またお年寄りも元気な島で、80歳過ぎた一本釣りの漁師さんなども珍しくありません。
ノンフィクション作家の佐野真一さんは「生涯現役の島」として紹介しています。

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